競輪の万車券の型「AB」に続き、今回は型「AC」をさらに詳しく見ていきます。
これまで実際に車券を買ってきて、経験上、特にこの型の組合わせが万車券のほとんどではないかと思っていました。それはつまるところ4,6,8番車が含まれているということなんですけどね。実際、データ上ではこの型にあてはまるのも多いですが、そればかりではなかったということがわかり、データ取ることの重要性を再認識させられたのもこの型でした。
今回も引き続き2020年2月データ(独自採取結果データ)をもとに、気づいた点や今後の参考になるそうな点を
記していきます。
万車券「AC」型とは
こちらも以前に説明はしておりますが、もう一度説明しておきます。
「AC」のAですが、競走得点上位3車のことで、これをAブロックのとし、「AC」のCは、
競走得点下位3車(そのほとんどが車番4番、6番、8番車になること多い)のことで、それをCブロックとして、それらの組み合わせでできる買い目を型「AC」としています。
但し、ここでもAブロックだけや、Cブロックだけの組合せは除外します。
「AC」型購入の留意点
また、型「AC」のなかでも、
A1C2(Aブロックから1車とCブロックから2車の組合せ)
A2C1(Aブロックから2車とCブロックから1車の組合せ)
と場合分けして、データを見てみると、
A2C1の方が圧倒的に出現数が多く、A1C2は少なくなっています。
しかし、平均配当はというとA1C2の方が、A2C1に比べて約1.7倍高くなっていました。
また、ラインの一部になっているかどうかで見てみると、ラインの有るなしでは、配当的にはほぼ同じででした。それと出現数ではラインの一部になっている方が多く出現していますので型「AC」に関しては、A2C1狙いで十分だと判断しました。
A1C2も出ないわけではないので、資金に余裕のある方は購入候補にいれても大丈夫だと思います。
ちなみにですが、先述の型「AB」と比べると出現数はかなり少ないですので深いにはご注意を!
「AC」型万車券の例(2020年2月8日 G1豊橋競輪8レース)
買い目選定の実例
1.競走得点で車番を並び替え、型「AC」に車番を入れていきます。
すると
のようになります。(まずは点数の少ない3連複での組合せで考えています)
2.次に、「AC」の組合せの中で、出現数の多いA2C1を抽出します。
となり、黄色の部分が、その組み合わせになります。
3.次に、ラインの一部になっている組合せを抽出します。
このレースのラインは、 車番で、35 718 62 94ですので、
一部になる組合せは、3-5、7-1,7-8,1-8,6-2、9-4の6通りあり、
それを含む組み合わせを見てみると、
となり、赤色部分がその組み合わせを含むものです。
4.最終的に、黄色と赤色の両方を満たす組合せが、狙う「AC」型の買い目になります。
つまり、3連複では
7-2-8、7-2-6、7-9-4、7-9-8、2-9-4,2-9-6
の6点になり、
3連単ではこれをすべてBOX買いします。すると合計36点になります。
どちらをどのくらいの金額で購入するかは、各々にお任せします。
当然私は、3連単です。(1点100円ですけどね)
結果は?というと、
3連単 2-8-7 \225,210
3連複 2=7=8 ¥14,650
で、的中となります。
実際この時は、購入しておらず、違う型を購入しており的中にはなりませんでした。(残念)
最後の問題は、やはりどのレースでこの型を買うかなのですが、残念ながらまだその解は出ておりません。
全ての有効な型においていえることですが、その何となくデータから見えてきそうなのですが、
(若干のヒントは掴みましたが)もう少し時間が必要です、悪しからず。
次は、「ABC」型を極めたいと思います。(続く)
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