抹茶好きの皆さん、世界一濃い抹茶アイスをご存知ですか？がっちりマンデーで話題の丸七製茶が作る抹茶ジェラートは、驚くほど濃厚なのに渋みが少なく、抹茶本来の旨味を楽しめる逸品です。この記事では、その魅力と成功の秘密を詳しくご紹介します。抹茶の新たな可能性を知り、至福のひとときを味わうヒントが見つかるかもしれません。
丸七製茶の抹茶ジェラート：世界一濃い抹茶アイスの魅力
静岡県藤枝市にある丸七製茶が手がける抹茶ジェラートが、今、全国で話題を集めています。2024年8月25日に放送されたTBS系「がっちりマンデー!!」でも取り上げられ、その魅力が広く知られるようになりました。
この抹茶ジェラートの最大の特徴は、世界一濃いと言われる抹茶の味わいです。通常の抹茶アイスとは比べものにならないほど濃厚な抹茶の風味が楽しめます。しかも、驚くべきことに渋みや苦味が少なく、甘さと抹茶の旨味が絶妙なバランスで調和しています。
世界一濃いと言われる丸七製茶の抹茶ジェラート （引用：「がっちりマンデー!!」より）
お店では1カップ380円から楽しむことができ、特に人気の「七番」（世界一濃い抹茶アイス）は1カップ580円で提供されています。この「七番」は農林水産大臣賞も受賞しており、その品質の高さが公に認められています。
がっちりマンデーで話題！丸七製茶の成功ストーリー
丸七製茶は、もともとお茶屋さんとして営業していましたが、アイス事業に進出したことで大きな成功を収めました。「がっちりマンデー!!」の取材に応じた8代目の鈴木成彦社長は、にこやかな表情で「がっちり（儲かってます）！」と答えています。
丸七製茶の鈴木成彦社長 （引用：「がっちりマンデー!!」より）
現在、丸七製茶は東京、静岡、京都で6店舗を展開し、年間売上は40億円にも達しています。特に静岡藤枝店では1日に1000人以上の来店があり、最高で1日260万円の売上を記録したこともあるそうです。
抹茶ジェラートの7段階の濃さ：選べる楽しさと人気の秘密
丸七製茶の抹茶ジェラートの人気の秘密の一つは、濃さを7段階から選べる点です。1番から7番まで、お好みの濃さを選ぶことができます。これにより、抹茶初心者から抹茶通まで、幅広い顧客層のニーズに応えることができています。
抹茶ジェラート１番と７番の差 （引用：「がっちりマンデー!!」より）
来店客からは「濃さがすごい」「茶葉そのものを食べているような感覚」といった感想が聞かれ、その本格的な味わいが高く評価されています。特に、同じお茶文化を持つ中国や韓国からの観光客にも大人気で、東京浅草の店舗（壽々喜園）では行列ができるほどの賑わいを見せています。
世界一濃い抹茶アイスを支える匠の技：鈴木成彦社長の挑戦
丸七製茶の8代目社長である鈴木成彦氏は、お茶屋としての伝統を守りながらも、新しい挑戦としてアイス事業に乗り出しました。その決断と独自の製法開発が、今日の成功につながっています。
鈴木社長は、抹茶の風味を最大限に引き出すため、茶葉の栽培から製造、販売まで一貫した管理を行っています。特に、抹茶の色と旨味を保つための光遮断技術は、同社の大きな強みとなっています。
抹茶ジェラート専用茶畑：桑山壽美男さんの栽培技術
丸七製茶の抹茶ジェラートに使用される茶葉は、静岡県内の山頂にある専用のお茶畑で栽培されています。ここでは、50年以上の経験を持つ茶農家の桑山壽美男さん（小園共同製茶組合）が中心となって、特別な栽培方法を実践しています。
抹茶ジェラート用の茶葉を栽培する桑山壽美男さん （引用：「がっちりマンデー!!」より）
桑山さんは当初、抹茶ジェラート用の茶葉栽培に戸惑いを感じたそうですが、現在では収入アップにつながる重要な仕事として取り組んでいます。この専門的な栽培技術が、丸七製茶の抹茶ジェラートの品質を支える重要な要素となっています。
徹底した光遮断：美味しさと色鮮やかさを守る製造過程
丸七製茶の抹茶ジェラートが他と一線を画す理由の一つに、徹底した光遮断があります。茶畑では黒いカーテンで日光を遮り、茶葉の旨味成分であるテアニンを保持しています。テアニンが光を浴びるとカテキンに変化し、渋みが増してしまうため、この工程が非常に重要なのです。
さらに、茶葉を粉末にする工程も真っ暗な部屋で行われます。鈴木社長によると、抹茶の鮮やかな緑色は光の影響で徐々に失われていくため、可能な限り暗い環境で製造することにこだわっているそうです。
丸七製茶の抹茶ジェラート：国内外での人気と展開
丸七製茶の抹茶ジェラートは、静岡県内だけでなく、東京や京都でも人気を博しています。特に東京の浅草にある店舗の壽々喜園（すずきえん）では、連日行列ができるほどの人気ぶりです。
浅草にある壽々喜園では抹茶ジェラートを求めて行列ができる （引用：「がっちりマンデー!!」より）
海外からの観光客、特に中国や韓国からの来訪者にも大変好評で、日本の抹茶文化を代表する存在として認知されつつあります。この人気は、単に濃い抹茶アイスというだけでなく、日本の伝統文化を現代的な形で楽しめる商品として評価されているためでしょう。
まとめ：がっちりマンデーが注目した丸七製茶の抹茶ジェラートの魅力
「がっちりマンデー!!」が注目した丸七製茶の抹茶ジェラートは、単なるアイスクリームを超えた、日本の伝統と革新が融合した商品と言えるでしょう。世界一濃い抹茶アイスとして知られる「七番」を筆頭に、7段階の濃さから選べる楽しさ、そして徹底した品質管理による素晴らしい味わいが、多くの人々を魅了しています。
お茶屋としての伝統を守りながら、新しい市場に挑戦した丸七製茶の取り組みは、日本の食品業界における革新的なビジネスモデルの一例として注目されています。今後も、国内外での更なる展開が期待される丸七製茶の抹茶ジェラート。あなたもぜひ一度、この世界一濃い抹茶アイスを味わってみてはいかがでしょうか。
（注：本文の内容は2024年8月25日放送の「がっちりマンデー!!」の情報に基づいています。最新の情報については、公式サイトや店舗にてご確認ください。）
コメント