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【がっちりマンデー】Mizuno(ミズノ)のワークビジネス「スポーツ用品以外でもがっちり!」

ETC-bar made in mizuno
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スポーツ用品メーカーとして知られるMizuno(ミズノ)が、意外な分野で大きな成功を収めています。2024年、ミズノはスポーツ用品以外のビジネスでも「がっちり」と稼ぐ企業として注目を集めています。特に「ワークビジネス」と呼ばれる分野での躍進が著しく、その売上は113億円に達しました。今回は、TBS系「がっちりマンデー!!」(2024年7月14日放送-TBS系)の放送内容を元に、ミズノの新たな挑戦と成功の秘密に迫ります。

 

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Mizuno(ミズノ)が手掛けるスポーツ用品以外のビジネス

ミズノといえば、野球のグローブやバット、陸上シューズなどのスポーツ用品を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、実はスポーツ以外の分野でも着実に事業を拡大しています。

2023年度、ミズノの売上は過去最高の2297億円を記録しました。この好調の背景には、スポーツ用品の需要回復だけでなく、スポーツ以外の分野への進出が大きく貢献しています。

特に注目すべきは「ワークビジネス」と呼ばれる分野です。ここでは、ミズノがスポーツで培った技術やノウハウを活かし、様々な業種向けの作業服や作業靴、さらには意外な製品まで手がけています。

 

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ミズノのワークビジネス:売上113億円の秘密

ミズノのワークビジネスは、本格参入以来、右肩上がりの成長を続けています。2023年度には過去最高の113億円の売上を達成しました。この成功の鍵は、スポーツウェアやシューズで培った技術を、作業現場のニーズに合わせて応用していることにあります。

例えば、高速道路を運営するNEXCO西日本の作業服には、ゴルフウェアで使用される「ムーブテック」という技術が採用されています。背中と腰の部分が蛇腹状になっており、ハシゴの上り下りや低い姿勢での作業を楽に行えるよう工夫されています。

 

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スポーツ技術を活かした企業ユニフォームの革新

ミズノが手掛ける企業ユニフォームは、単なる作業服ではありません。各企業の業務内容や従業員の動きを細かく分析し、最適な機能を盛り込んでいるのです。

例えば、佐川急便のユニフォームでは、荷物の積み下ろしを考慮し、両手を上下に動かしやすいよう脇の下に特殊なカッティングが施されています。また、サカイ引越センターのユニフォームには、汗をかいても速乾性の高い素材が使用されており、新居を汚さないよう配慮されています。

このように、ミズノは1200社以上の企業ユニフォームを手がけており、各業種の特性に合わせたカスタマイズを行っています。

 

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ミズノのカーボン技術:ETCバーからG-SHOCKまで

ミズノの技術力は、スポーツ用品や作業服にとどまりません。例えば、高速道路のETCバーにもミズノの技術が使われています。バレーボールの支柱と同様のカーボン素材を使用していますが、車両との接触時に適度に折れる強度に調整されています。

ETCbar

高速道路のETCバーもMizuno製だった!                         ( 引用:「がっちりマンデー!!」より)

さらに驚くことに、カシオのG-SHOCKの一部モデルのバンドや、トヨタの燃料電池車「MIRAI」の水素タンクにもミズノのカーボン技術が採用されています。これらの製品には、ミズノ独自の「編み込み」技術が使われており、従来のシート状カーボンよりも複雑な形状の製品を作ることができます。

suisotank

Mizuno製のトヨタ車「MIRAI」の水素タンク                                 ( 引用:「がっちりマンデー!!」より)

 

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G=SHOCKのバンド部分もMizuno製だった!                                  ( 引用:「がっちりマンデー!!」より)

 

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作業靴にも活きるスポーツシューズの知見

ミズノの作業靴「オールマイティHWⅡ」は、スポーツシューズの技術を存分に活かした製品です。つま先には高強度の先芯が入っており、安全性を確保しています。同時に、ランニングシューズで使用される「ミズノエナジー」という反発性の高い素材をかかと部分に採用し、長時間の立ち仕事でも疲れにくい設計になっています。

allmightyⅡ

人気の作業靴「オールマイティHWⅡ」              ( 引用:「がっちりマンデー!!」より)

さらに、つま先部分には野球のピッチャー用スパイクと同じ素材を使用し、耐久性を高めています。また、テニスシューズの構造を応用し、先芯が入っていても蒸れにくい靴べろを実現しています。

 

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ミズノの健康ビジネス:今後の展望

ミズノの水野明人社長は、今後の展開として健康ビジネスに注目しています。高齢化社会を迎える中、いかに健康を維持するかが重要な課題となっています。ミズノはスポーツ用品メーカーとしての知見を活かし、健康寿命を延ばすビジネスの展開を検討しています。

ミズノ㈱の水野明人社長                     ( 引用:「がっちりマンデー!!」より)

具体的な内容はまだ明らかにされていませんが、スポーツウェアやシューズの技術を応用した健康維持製品や、スポーツを通じた健康促進プログラムなどが期待されます。

 

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まとめ:Mizuno(ミズノ)のワークビジネスが成功する理由

ミズノのワークビジネスが成功している理由は、以下の3点に集約されます。

1.スポーツ技術の応用:長年培ってきたスポーツウェアやシューズの技術を、作業現場のニーズに合わせて巧みに応用しています。

2.細やかなカスタマイズ:各企業や業種の特性を詳細に分析し、それぞれに最適化された製品を提供しています。

3.革新的な素材開発:カーボン技術など、スポーツ分野で開発した先進的な素材を他産業にも展開しています。

これらの強みを活かし、ミズノは今後も「スポーツ用品以外でもがっちり」と稼ぐ企業として、さらなる成長が期待されます。健康ビジネスへの展開など、新たな挑戦にも注目が集まっています。

スポーツの枠を超えて技術を応用し、社会のニーズに応える製品を生み出すミズノの姿勢は、まさに「がっちりマンデー」が紹介する、日本の優れた企業の一例と言えるでしょう。

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