2024年12月1日放送のTBS系列「がっちりマンデー!!」で紹介された株式会社シリウスの新製品「クルッキング」が、調理過程が見えることで大きな話題を呼んでいます。亀井隆平社長が手がけたこの革新的な調理家電について、詳しく解説していきます。
クルッキングとは?調理過程が見える新しい調理家電の特徴
クルッキングは、2024年1月に発売された、調理の様子をリアルタイムで確認できる画期的な調理家電です。価格は30,580円で、最大の特徴は透明な調理スペースを通して、食材が焼き上がっていく過程を見ることができる点です。
コンベクションオーブンと同様の仕組みを採用しており、上部のヒーターとファンによる熱風で食材を加熱します。上下からの均一な加熱により、食材をムラなく調理することができます。
株式会社シリウス亀井隆平社長が語るクルッキングの開発背景
東京都御徒町に本社を構える株式会社シリウスの亀井隆平社長は、「みんな、調理しているところを見たいんです」という、シンプルながら本質的なニーズに着目して開発を進めました。
特に、孫と一緒に調理過程を見ながら楽しむなど、家族との時間を大切にする方々のニーズを意識して製品化されました。また、ケバブ店などで見られる回転式の調理方法からヒントを得て、均一な加熱を実現する機能も搭載しています。
「がっちりマンデー!!」で紹介!クルッキングの3つの魅力
クルッキングの主な魅力は以下の3点です。
①調理過程の可視化 :透明な調理スペースにより、食材の焼き加減をリアルタイムで確認できます。
②最適な温度管理 :調理中に何度も扉を開ける必要がないため、庫内の温度を一定に保つことができます。料理研究家のひろのさおり先生も、この点を高く評価しています。
③回転機能による均一調理 :串などを取り付けることで、食材を回転させながら調理が可能。これにより、焼き鳥などを店舗のような美味しさに仕上げることができます。
調理家電クルッキングの具体的な使い方と調理例
使用方法は非常にシンプルです。
Step1:透明な調理スペースに食材を入れる
Step2:調理モードを選択してスタート
例えば、鶏モモ肉の場合は180度で約20分加熱することで、外はパリッと、中はジューシーな仕上がりになります。また、焼き鳥を回転させながら調理することで、プロ顔負けの均一な焼き上がりを実現できます。
「スイトル」に続く注目製品!株式会社シリウスの革新的な家電開発
株式会社シリウスは、従業員7名という小規模ながら、革新的な製品開発で知られる企業です。以前開発した水洗いクリーナーヘッド「スイトル」は、7年経った現在も好調な売れ行きを維持し、年間売上約7億円を記録しています。
調理家電クルッキングの価格と評価
クルッキングは30,580円という価格設定で、家電評価誌「家電批評」の2024年ベストバイに選出されるなど、専門家からも高い評価を得ています。その革新性と実用性が評価され、注目を集めています。
まとめ
株式会社シリウスが開発したクルッキングは、「調理過程を見える化する」というシンプルながら画期的なアイデアで、多くの消費者の支持を得ています。亀井隆平社長の「一つの機能に特化する」という経営哲学は、現代の家電市場において重要な示唆を与えているといえるでしょう。
本製品は、調理を「見る」楽しさと「作る」楽しさを両立させた、新しい形の調理家電として、今後さらなる発展が期待されます。
※本記事は、2024年12月1日放送(TBS系)の「がっちりマンデー」を参照しています。
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