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テレビ番組・情報

【ライフイズマネー】買取大吉のオークション「7億円の舞台裏」に潜入!フランチャイズの秘密

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近年、街で急増している「買取大吉」の店舗。実はその裏側で、プロの業者だけが参加できる巨大なオークションが開催されていることをご存知でしょうか?テレビ東京系列の人気番組「LIFE IS MONEY~世の中お金で見てみよう~」(2025年4月8日放送)では、普段は見ることのできない買取大吉のオークションの舞台裏に潜入。一回で約7億円もの売上を記録するという、この知られざる世界の実態に迫りました。

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買取大吉のオークションとは?全国1230店舗の仕入れシステムを大公開

買取大吉は現在、全国に約1230店舗を展開しています。これは牛丼チェーンの吉野家とほぼ同規模。しかし買取大吉の最大の特徴は、その名の通り「買取専門」であることです。店舗では一般の人から品物を買い取るだけで、店内での販売は一切行っていません。

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買取大吉新宿本店

では、買い取った商品はどうしているのでしょうか?実は買取大吉では、月に6回のペースで業者向けオークションを開催しています。番組では西新宿のあるビルで行われている、このオークションの様子を取材。部屋に入ると、500箱以上もの品物が並んでいました。

オークションを主催するのは、エンパワー本部卸事業部の山崎慎太郎本部長。山崎本部長によると、出品されるのは全国の店舗から集められた高額商品や状態の良い品物だけだと言います。ルイ・ヴィトンやロレックスなど有名ブランド品が中心で、バッグの平均落札価格は14~15万円、時計は30万円程度とのこと。1回のオークションで約7000点もの商品が取引され、総売上は約7億円にも上るという規模の大きさには驚かされます。

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買取大吉オークションの流れ – 下見4日間とネット入札の仕組み

一般的なオークションのイメージと異なり、買取大吉のオークションは対面形式ではありません。まず4日間の「下見期間」が設けられ、その後1日かけてネット上で入札が行われるという独特のシステムを採用しています。

下見会では、商品番号付きのカタログを見ながら、参加者が1品ずつ状態をチェック。箱の中に無造作に入れられた商品を一つひとつ確認し、入札予定額を決めていきます。参加者は全て古物商の資格を持った販売業者のみで、毎回約180社が参加するそうです。

ネット入札では、商品ごとに締め切り時間が設定されており、その時間内に最高額を付けた業者が商品を落札します。興味深いのは、締め切り間際になると入札額が急上昇する様子。例えば、あるルイ・ヴィトンのポーチは締め切り6分前には4500円でしたが、1分前には6500円、30秒前には9500円と急騰し、最終的には1万500円で落札されました。まさに心理戦と言えるでしょう。

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プロ業者の熱い戦い – エルメスケリーバッグを巡る120万円の攻防

番組では、ST.ヴィンテージ渡邊元社長のオフィスを訪問し、オークションでの商品購入の様子を追跡しました。ST.ヴィンテージは、オークションで購入した中古ブランドバッグを業者やバイヤーに販売している会社です。

渡邊社長が特に狙っていたのは、高級ブランド「エルメス」のケリーバッグ。エルメスのバッグは、ショップに行っても簡単には購入できず、スカーフなど他の商品を購入して上得意客になってようやく買えるという希少性から、中古市場でも人気が高いのです。

渡邊社長は当初、140万円を上限にケリーバッグを狙っていましたが、残り時間6分の時点ですでに137万円まで上がっていました。150万円まで予算を引き上げて勝負に出ましたが、最終的には156万円で他の業者に落札されてしまいます。

しかし、諦めきれない渡邊社長は下見会で目を付けていた別のケリーバッグにも挑戦。こちらは発売時期が古いためやや安く、現在価格118万円。上限を120万円に設定した渡邊社長は、119万円で別の業者が入札したところですぐに120万円で再入札。最終的に120万円でこのバッグを落札することに成功し、「マジ良かった」と喜びを表現していました。

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ST.ヴィンテージの渡邊元社長が語る中古ブランド品ビジネスの実態

ST.ヴィンテージでは、オークションで購入した中古のブランドバッグを数多く取り扱っています。渡邊社長のオフィスには様々なブランドバッグが並んでおり、それらは日本国内だけでなく海外からの買い付けも多いとのこと。特に月に1、2回はアメリカの業者も来日し、商品を購入していくそうです。

渡邊社長によると、オークションでは毎回300点ほどの入札を予定しており、そのうち半分程度、100~150点を仕入れることができれば成功だと考えているようです。また、特に仕入れを強化したい商品については、想定金額をオーバーしても購入することもあるとのこと。中古ブランド品ビジネスでは、的確な相場観と瞬時の判断力が重要なようです。

なお、番組内では中古ブランドバッグの業者向けオークションは日本全国で20以上開催されており、その形式も様々だということが紹介されました。ネットだけで行うものや、魚の競りのような対面スタイルもありますが、買取大吉のように下見会があるスタイルが業者からは好評だそうです。

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買取大吉が絶対にオークションに出さない商品とは?その理由を解説

番組では、買取大吉が一切オークションに出さない商品について言及していました。それは「金(ゴールド)」です。買取大吉の運営会社の本社にある物流センターには、全国の店舗で買い取った様々な商品が届きますが、金だけは別の取扱いをしているのです。

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買取大吉では1日で数億円分もの金を買い取っているとのこと。これには金歯や壊れたメガネのフレーム、万年筆の先についている18金など、小さなものも含まれます。これらがオークションに出されない理由は、金の価格が日々大きく変動するためです。相場が少し下がるだけで大きな損失につながる可能性があるため、買取後はすぐに専門の買い取り業者に売却しているそうです。

これは買取大吉のビジネスモデルにおける重要なリスク管理策と言えるでしょう。

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買取大吉成功の秘訣 – フランチャイズビジネスを支える山崎慎太郎本部長の戦略

買取大吉の店舗の90%はフランチャイズで運営されています。このビジネスモデルを支えているのが、山崎慎太郎本部長率いる卸事業部のシステムです。

買取大吉では、店舗で商品の写真を撮って本社に送ると、本社の鑑定士がリアルタイムで本物かどうかを鑑定・査定するシステムを構築しています。これにより、フランチャイズ店でも一定の相場感で商品を扱うことが可能になり、全国で一貫したサービスを提供できているのです。

また、買取専門にすることで店舗に在庫を置く必要がなく、狭いスペースでも出店できるという利点もあります。買い取った商品は即座に本社に送られるため、店舗運営がシンプルになり、フランチャイズ展開がしやすくなっているのです。

さらに、オークション以外にも、Yahooオークションを通じて個人向けに販売するルートも確立しており、多角的な販売戦略を展開していることも成功の秘訣の一つと言えるでしょう。

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まとめ:ライフイズマネーが明かした買取大吉オークションの全貌

テレビ東京系列「LIFE IS MONEY」が明かした買取大吉のオークションシステムは、私たちが知らなかった中古品流通の裏側を見せてくれました。全国1230店舗で買い取られた品物が集まり、月6回のオークションを通じて業者の手に渡っていく流れは、まさに「お金の流れ」そのものです。

特に下見4日間とネット入札1日という独自の形式は、参加業者にとって冷静な判断を可能にする仕組みとして機能しています。また、エルメスのケリーバッグのような高級品が新品価格を上回る価格で取引される様子は、中古ブランド品市場の熱気を物語っています。

買取大吉が展開するフランチャイズビジネスモデルは、専門的な鑑定知識がなくても一定水準のサービスを提供できるシステムによって支えられており、今後も拡大していく可能性を感じさせます。

私たちが何気なく売却した品物がどのような経路をたどって次のオーナーへと渡っていくのか、その流れの一端を垣間見ることができた貴重な番組でした。「買取」の先にある「お金の流れ」を知ることで、私たちの身の回りの物の価値について改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。

※本記事は、2025年4月8日放送(テレビ東京系)の人気番組「LIFE IS MONEY ~世の中お金で見てみよう~」を参照しています。

買取大吉(株式会社エンパワー)のHPはこちら

ST.ヴィンテージのHPはこちら

 

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