2025年9月14日、人気YouTuberヒカルさんが妻の進撃のノアさんと共に「オープンマリッジ」を宣言し、日本中に衝撃が走りました。結婚からわずか3ヶ月での異例の発表に、多くの人が「なぜ？」という疑問を抱いています。本記事では、動画での発言や背景情報を基に、その真相に迫ります。
ヒカルがオープンマリッジを選んだ3つの理由
ヒカルさんがオープンマリッジを選択した理由は、大きく3つに集約されます。
1つ目は「自由への強烈な欲求」です。 動画内でヒカルさんは「俺は離婚はしたくない。でも浮気もしたい」という衝撃的な本音を語りました。この発言は批判を浴びましたが、彼の正直な心境を表しています。結婚後、一緒にいる時に他の女性から連絡が来ても会えない状況に対し、「人生で一番生き苦しくなった」と告白しています。
2つ目は「成功者のイメージからの解放」です。 9月15日の動画では「あまりにも自分のイメージが上がって、それに縛られて、誰かのために生きているような気がしていて、ここ最近それに耐えきれない自分もいた」と明かしました。YouTuberとして成功し、理想的な夫婦像を演じることへのプレッシャーが限界に達していたのです。
3つ目は「エンターテイナーとしての本能」です。 ヒカルさんは過去にVALU事件で大炎上を経験しており、「昔めちゃくちゃ嫌われて叩かれてやってきた」状況を「懐かしい」とさえ表現しています。話題性と注目を集めることで、自分らしさを取り戻そうとしているのかもしれません。
結婚3ヶ月でなぜ？オープンマリッジ宣言の経緯
2025年5月31日に「交際0日婚」を発表し、6月7日に婚姻届を提出したヒカルさんと進撃のノアさん。当初はYouTubeでラブラブな姿を披露し、多くのファンから祝福されていました。
しかし、結婚から数週間後、夫婦関係に問題が生じ始めます。ヒカルさんによると「数週間ぐらい前に、ちょっと夫婦仲が良くないみたいな状況が続いた」とのこと。その後、関係者も大阪から駆けつけ、3時間に及ぶ話し合いが行われました。
実は、ヒカルさんは4時間もの間、進撃のノアさんに「ハーレムがいい」「ノアがそのハーレムにいないと意味がない」という、常識では考えられない要求を繰り返していたそうです。最終的に双方が納得する形として、オープンマリッジという結論に至ったのです。
進撃のノアが浮気OKに同意した本当の理由
多くの人が心配しているのが、進撃のノアさんの本心です。なぜ彼女はこのような形を受け入れたのでしょうか。
動画での進撃のノアさんの発言が印象的です。「自分だけがちゃんとしてて、ヒカル君だけがわー！みたいに遊んでますは嫌。だけど、私も遊んでてみたいな。お互い同じことしてるなら、同じ土俵なら全然なんでもいい」
元キャバクラ嬢として夜の世界で活躍していた彼女には、一般的な結婚観とは異なる価値観があったのかもしれません。また、「ヒカル君の奥さんだからこそこういう立ち回りをしなさい」という周囲からのプレッシャーに苦しんでいたことも明かしています。制限されることを嫌い、対等な関係を望む彼女にとって、オープンマリッジは一つの解決策だったのです。
オープンマリッジと不倫の違いとは
オープンマリッジは、1973年にアメリカの社会学者オニール夫妻が提唱した概念で、「夫婦がお互いの合意のもとで、配偶者以外の異性との性交渉や恋愛関係を認め合う結婚の形」を指します。
最大の違いは「合意の有無」です。 不倫は配偶者に隠れて行う裏切り行為ですが、オープンマリッジは双方が納得した上での選択です。ヒカルさんも「堂々としていこう」と述べており、隠れてこそこそすることを嫌っています。
海外ではウィル・スミス夫妻など、オープンマリッジを公表している著名人も存在しますが、日本の有名人では極めて稀な事例となっています。
ヒカルの「離婚したくないけど浮気したい」発言の真意
この発言は多くの批判を浴びましたが、ヒカルさんの複雑な心理を表しています。
彼は進撃のノアさんとの結婚を本当に望んでおり、「俺は絶対に離婚したくない」「結婚するのはノアしか考えられへん」と繰り返し強調しています。しかし同時に、自由な生き方も諦めたくないという矛盾した感情を抱えていました。
「俺は本当に超絶な自己中なんですよ」と自覚しながらも、「それを通すぐらい楽しい人生にすればいいんじゃないか」という考えに至ったようです。これは愛情と自由への欲求の間で揺れる、現代人の一つの姿かもしれません。
結婚前から続くヒカルの自由な恋愛観
実はヒカルさんは結婚前から「一夫多妻制」を理想として公言しており、実際に3人の女性と同時交際した経験もあります。その後、家族が欲しいという思いから結婚を決意しましたが、根本的な価値観は変わっていなかったのです。
動画内で「結婚しても変わらなかったんです」「生き方を変えれないんで」と語っており、自分の本質を偽ることができなかったことがうかがえます。
オープンマリッジ宣言で登録者10万人減の炎上
オープンマリッジ宣言の動画公開後、ヒカルさんのYouTubeチャンネル登録者数は10万人減少し、500万人を切る寸前まで落ち込みました。コメント欄には多数の反応があり、その9割が批判的な内容でした。
主な批判は「結婚制度への冒涜」「ノアさんへの同情」「ファンへの裏切り」などです。特に「可哀想って思うならここから消えろ」というヒカルさんのコメントが火に油を注ぐ形となりました。
しかし、ヒカルさんは「今回の動画を上げたことに対しての後悔は一切ない」と断言し、批判を受け入れながらも自分の選択を貫く姿勢を見せています。
なぜ今？イメージに縛られたくないヒカルの本音
なぜこのタイミングでの発表だったのでしょうか。ヒカルさんは「あまりにも自分のイメージが上がって、それに縛られて」いたと語っています。
結婚後、質問コーナーでファンからの質問の9割が進撃のノアさんに関するものになり、「なんやねんと思って」「成人君になりたかったわけじゃない」という不満を抱えていました。理想的な夫婦像を演じることに疲れ、本来の自分を取り戻したいという強い欲求があったのです。
また、週刊誌に撮られる前に自ら公表することで、主導権を握りたいという戦略的な側面もあったようです。
まとめ
ヒカルさんがオープンマリッジを選んだ理由は、自由への欲求、成功者のイメージからの解放、そしてエンターテイナーとしての本能が複雑に絡み合った結果でした。進撃のノアさんも、制限されない対等な関係を望み、この選択を受け入れています。
批判は多いものの、二人は「俺らが幸せで俺らが楽しい」ことを最優先に、新しい夫婦の形を模索しています。従来の結婚観に一石を投じるこの選択が、今後どのような結果をもたらすのか、注目が集まります。
価値観の多様性が認められる時代において、ヒカルさんとノアさんの選択は賛否両論を呼びながらも、結婚という制度について改めて考えさせられる機会となっているのではないでしょうか。
コメント