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【がっちりマンデー】日本ハム「超極秘鶏舎」TV初公開!社長も知らない秘密

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2025年11月23日放送のTBS系「がっちりマンデー!!」で、売上げ1兆3700億円を誇る日本ハムの超極秘鶏舎がテレビ初公開されました。社員ですら場所を知らず、井川伸久社長も入ったことがないという謎の施設。番組では特別に許可を得て、青森県の山奥にある最先端の鶏舎に潜入取材を敢行しました。日本の鶏肉2割を生産する日本ハムの儲かりの秘密を徹底解説します。


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日本ハムの超極秘鶏舎にテレビ初潜入!

社員も場所を知らない謎の施設

日本ハムは国内で売られている牛・豚・鶏肉のうち、実に2割を生産している巨大企業です。年間売上げ1兆3700億円のうち、約6割を食肉事業が占めており、生産から処理・加工・販売まで一貫して行っています。

番組の取材で、東京オフィスの鶏肉部署の社員から「社員でもなかなか踏み込めないような場所が青森にある」との証言が。この施設はこれまでテレビ取材が一切なく、詳しい場所も明かされない超極秘の鶏舎でした。

青森の山奥、白い建物の正体

スタッフは青森県上北郡へ向かいましたが、現場の詳しい場所は教えてもらえず、日本ハムの車に先導されて山道を進むことに。次第に険しくなる未舗装の砂利道を進むと、突然道路が白くなるエリアに到着しました。

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日本ホワイトファーム(株)の中井博文氏                             (引用:「がっちりマンデー」より)

そこには真っ白の長い建物が出現。日本ホワイトファーム株式会社の中井博文さんによると、この白さの正体は「消毒用の石灰」で、鶏舎の周辺や場内全てに撒かれているとのこと。衛生管理のため、関係者以外は勝手に来てほしくないという徹底ぶりです。


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徹底した衛生管理体制

シャワー必須!完全着替えシステム

鶏舎の中を撮影するため、中井さんとディレクターをリアルタイムで繋ぎ、中継形式で撮影することになりました。しかし中井さんは鶏舎に入る前に、必ず「管理棟」と呼ばれる小屋で手順を踏む必要があります。

まず更衣室で場外から着てきた服を全て脱ぎ、シャワー室へ。このシャワー室は両側に扉がついた一方通行の構造で、靴下もパンツも全て脱いでシャワーを浴びてから、反対側の扉から鶏舎内用の専用作業着に着替えます。体を洗い流してから完全に新しい衣類に着替えるという徹底した衛生管理です。

消毒用石灰で周辺を真っ白に

鶏舎の周辺が真っ白なのは、消毒用の石灰が撒かれているためです。場内も全て石灰が撒かれており、外部からの病原菌の侵入を防ぐ厳重な体制が敷かれています。井川社長によると、風通しや密閉度もしょっちゅう確認しており、年々衛生管理がより厳重になっているとのことです。


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18万羽を育てる最先端鶏舎

1鶏舎1万5000羽、12フロアの巨大施設

シャワーと着替えを終えた中井さんが鶏舎の扉を開けると、そこには圧巻の光景が広がっていました。縦に約90メートルある鶏舎の中には、卵から孵化して21日経過した「チャンキー種」という若鶏が、1フロアに約1万5000羽飼育されています。

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1フロアに約1万5000羽飼育                                    (引用:「がっちりマンデー」より)

この鶏舎は12フロアあるため、1棟だけで合計18万羽。さらにこのような大規模施設が全国に6カ所(北海道2、青森2、新潟1、宮崎1)あり、孵化したばかりのヒナを45日間かけて育てています。

床暖房で快適環境を実現

取材中、スタッフが「足を伸ばしてぐたっとしている鶏」を心配すると、中井さんは「気持ち良さそうにしているだけ」と説明。実は鶏舎の中は床暖房になっており、寒い時は暖かく、暑い時は窓を開けて涼しくするなど、温度管理が徹底されています。

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鶏舎の中は床暖房に!                                    (引用:「がっちりマンデー」より)

井川社長も「ストレスがない状態」と説明し、快適でストレスなく育てることが美味しい鶏肉を作る秘訣だと強調しました。

卵の段階でワクチン接種

健康な鶏を育てるため、日本ハムでは卵の段階でワクチンを接種する徹底ぶり。ヒナがまだ卵の中にいる段階で予防接種を行うことで、孵化後も健康に育つよう配慮されています。

この施設はまさに「スーパー鶏育成施設」と呼ぶにふさわしい最先端の設備です。


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全国6カ所で年間6回転の効率生産

45日間で出荷サイズに成長

孵化したヒナは、この最先端施設で45日間かけて育てられます。床暖房による快適な環境、卵の段階からのワクチン接種、徹底した衛生管理により、ストレスなく健康に成長した鶏は、45日後には出荷サイズに到達します。

日本の鶏肉2割を支える生産体制

この45日サイクルが年間6回繰り返されることで、大量の鶏肉が安定供給されます。育てられた鶏は青森県内の別の工場に運ばれ、1日5万6500羽がもも肉、むね肉、手羽先、ヤゲン、ガラ、セセリなどに加工されます。

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もも肉担当18年の阿阿部由紀子さん(製造2課もも係)                     (引用:「がっちりマンデー」より)

工場では18年のベテラン、阿部由紀子さんをはじめとする作業員が、鶏の個体差を見極めながら手作業で骨を取り除くなど、機械だけでは処理できない細かい作業を担当。人の目と手による確認で、どんな小さな骨も取り除く徹底ぶりです。


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まとめ:日本ハムの儲かりの秘密は徹底管理

日本ハムの超極秘鶏舎は、社長ですら入ったことがないほど衛生管理が徹底された施設でした。シャワー必須の完全着替えシステム、消毒用石灰による病原菌対策、床暖房による快適環境、卵の段階でのワクチン接種など、あらゆる面で「美味しい鶏肉」を作るための工夫が凝らされています。

全国6カ所、18万羽×6施設で年間6回転という効率的な生産体制により、日本ハムは国内鶏肉市場の2割、日本人のタンパク質摂取量の6%を支える巨大企業として君臨しています。その儲かりの秘密は、徹底した衛生管理と最先端技術による安定供給体制にありました。

※ 本記事は、2025年11月23日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。

※ 日本ハム株式会社の公式サイトはこちら

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