2025年11月30日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介されたカフェヨシノをご存知ですか?名古屋の喫茶店激戦区で年商15億円を稼ぐ秘密は、吉野貴士社長が編み出した「一日中0円サービス」にありました。この記事では、コーヒー1杯で朝から晩まで無料サービスが受けられる驚きの仕組みと、その儲かるビジネスモデルを詳しく解説します。喫茶店経営のヒントが満載です。
カフェヨシノとは?吉野貴士社長が展開する名古屋の人気喫茶店
カフェヨシノは、愛知県内に18店舗を展開する地元密着型の喫茶店チェーンです。2代目社長の吉野貴士氏が父親から事業を引き継いでから、ぐんぐんと店舗数を増やし、年商15億円という驚異的な売上を達成しています。
名古屋といえば、コメダ珈琲店やコンパル、支留比亜(シルビア)など、全国的に有名な喫茶店チェーンがひしめく日本最大の喫茶店激戦地です。そんな厳しい環境の中で、カフェヨシノが急成長を遂げている背景には、吉野社長が独自に編み出した斬新なサービス戦略がありました。
特筆すべきは、名古屋の喫茶店文化であるモーニングサービスの常識を覆した点です。通常、モーニングは朝の時間帯限定のサービスですが、カフェヨシノはこの概念を大きく変革しました。その結果、どの時間帯に訪れても満席に近い状態となり、地元客から絶大な支持を集めています。
「一日中0円サービス」の全貌!コーヒー1杯でモーニングからファイナルまで
カフェヨシノ最大の特徴は、何と言っても「一日中0円サービス」です。吉野社長は「モーニングを一日中やっちゃおう」という発想の転換から、このユニークなサービスを生み出しました。
通常、名古屋の喫茶店では朝の時間帯にコーヒーを注文するとトーストやゆで卵が無料でついてくるモーニングサービスが当たり前です。しかし、カフェヨシノはこのサービスを朝だけでなく、昼も夜も、つまり開店から閉店まで続けているのです。
具体的には、コーヒー1杯を注文すると、時間帯に応じて異なる0円サービスが受けられます。朝はモーニング、昼はランチ、午後はアフタヌーン、そして夜はファイナルと、一日中何かしらの無料サービスが提供されるという仕組みです。
この戦略により、「次はランチの時間帯に来よう」「今度はアフタヌーンを試してみたい」と、顧客が異なる時間帯に何度も足を運ぶようになりました。結果として、店舗の回転が良くなり、むしろ儲かる!というのが社長の作戦です。
モーニング・ランチ・アフタヌーン・ファイナル|時間帯別0円サービスの内容
カフェヨシノの0円サービスは、時間帯ごとに内容が切り替わる仕組みになっています。それぞれの時間帯で提供される具体的なサービス内容を見ていきましょう。
モーニングサービス(8時開店~11時) コーヒー1杯の注文で、4種類の大きなトーストから好きなものを選べます。名古屋の定番モーニングスタイルを踏襲しながら、選択肢の豊富さで差別化を図っています。
0円ランチ(11時~14時) 午前11時からは、もちもち生コッペサンドが選べる0円ランチがスタートします。モーニングとは全く異なるメニューを提供することで、昼の時間帯の集客にも成功しています。
0円アフタヌーン(14時~17時) 午後2時からは、パンナコッタとシフォンケーキから選べるスイーツタイムに切り替わります。カフェタイムを楽しみたい女性客を中心に人気を集めています。
夜ヨシノ0円ファイナル(17時~22時閉店) 夜17時からは「夜ヨシノ0円ファイナル」と名付けられたサービスがスタート。店舗で煮込んで作るヨシノカレーと、デザートのぜんざいが0円で選べます。吉野社長によれば、「イブニングじゃないんですね。うちは最後までやるぞっていう、ファイナルです」とのこと。この強い思いが名称にも表れています。
ヨシノカレーは、各店舗で牛すじや野菜をじっくり煮込み、ベースから手作りしている本格派。番組内で試食した加藤浩次さんも「深みが違う」と絶賛していました。
0円サービスで儲かる仕組み|客の入れ替わりと回転率アップの戦略
ここまで読んで、「一日中0円で何かつけていたら、コストがかかって儲からないのでは?」と疑問に思う方も多いでしょう。実は、この0円サービスこそが、カフェヨシノの儲かる仕組みの核心なのです。
吉野社長は番組内でこう説明しています。「時間を区切ってサービスしてることで、お客さんが『次ランチ行こう』とか、『アフタヌーン行こう』とかっていうのを目がけて時間帯で来るんで、結局お客さんが入れ替わる」
つまり、時間帯ごとにサービス内容を変えることで、それぞれの時間帯を狙った顧客が次々と来店し、客の入れ替わりが促進されるのです。喫茶店ビジネスにおいて、回転率の向上は売上に直結します。
従来の喫茶店では、一度座った客が長時間滞在することも珍しくありませんでした。しかし、カフェヨシノでは「次の時間帯のサービスも試したい」という心理が働き、自然な客の流れが生まれています。
さらに、0円サービスとはいえ、多くの顧客はコーヒー1杯だけでなく、追加のドリンクやサイドメニューも注文します。集客力が高まれば、客単価は多少低くても総売上は増加するという計算です。
経済アナリストの森永康平さんも番組内で「喫茶店ってやり方次第じゃ利益率を結構上げられる業態」と指摘していましたが、カフェヨシノはまさにその成功例と言えるでしょう。
プレミアム0円とドライブスルー|進化し続けるヨシノイズム
吉野社長の0円サービスへのこだわりは、基本メニューだけにとどまりません。「半端じゃない0円を作ってるぞ」という思いから生まれたのが「プレミアム0円」です。
プレミアム0円では、トーストの上にリコッタチーズと蜂蜜をたっぷり乗せた、お店としてもほとんど利益の出ない贅沢なサービスを提供しています。原価を度外視してでも顧客満足度を高めようとする姿勢が、カフェヨシノのブランド価値を押し上げているのです。
さらに、時代のニーズに合わせてドライブスルーも導入しました。そして驚くべきことに、このドライブスルーでも0円サービスが利用できます。「ヨシノイズム」と呼ばれるこの一貫した姿勢が、顧客の心をつかんで離しません。
ドライブスルー付きの店舗では、月の売上が1000万円を超えるという驚異的な数字を記録しています。テイクアウト需要の高まりを的確に捉えた戦略が功を奏した形です。
また、0円サービスで儲かったカフェヨシノは、次なる展開として、コーヒーの焙煎が見られて焼きたてのパンが食べられるロースタリー店舗もオープンしました。吉野社長は「ガッチリ建てました」と自信満々。もちろん、このロースタリー店舗でも0円サービスは健在です。「そこはヨシノイズムなんで」という言葉通り、一貫したサービス哲学が貫かれています。
12月発売予定!新プレミアム0円トーストは明太味に決定!
番組内では、2025年12月に発売予定の新しいプレミアム0円トーストの味を、スタジオゲストたちが決定するという企画も行われました。
候補は、明太トーストとカレートーストの2種類。明太トーストは大葉と組み合わせた爽やかな味わい、カレートーストは夜ヨシノのファイナルで提供されているヨシノカレーをたっぷり塗ったものです。
試食した加藤浩次さん、森永康平さん、平子祐希さん、進藤晶子アナウンサーの4人による多数決の結果、3対1で明太トーストが採用されることになりました。
加藤さんは「カレーはプレミアムでカレーあるじゃないですか。それがあるから、違う明太のほうがいい」と選んだ理由を説明。吉野社長も「納得ですね。ファイナルのカレーがあるので、ぜひちょっと明太こう、推そうと思ってます」と、12月の新商品発売に向けて意欲を示していました。
平子さんは試食時に「明太の味しっかり!」と感想を述べ、たっぷりと塗られた明太子の量にも驚いていました。「こんなにたっぷり塗ります?もうちょっと表面上さらっとぐらいのね、よくありますけど」という言葉からも、カフェヨシノの惜しみないサービス精神が伝わってきます。
この新メニューは、2025年12月に各店舗で提供開始される予定です。カフェヨシノファンにとっては見逃せない新商品となりそうです。
カフェヨシノの店舗展開と年商15億円の実績
現在、カフェヨシノは愛知県内に18店舗を展開しています。2代目の吉野貴士社長が経営を引き継いでから着実に店舗数を増やし、年商15億円という大きな成功を収めています。
喫茶店業界全体の市場規模は1兆5000億円と言われる中、地元密着型のチェーンとして年商15億円は非常に立派な数字です。全国的に有名な大手チェーンがひしめく名古屋で、独自のサービス戦略によってこれだけの実績を上げているのは驚異的と言えるでしょう。
番組に出演したアルコ&ピースの平子祐希さんは、大の喫茶店好きを公言しており、「喫茶店で過ごしてる時間のほうが、もしかすると家を超える気があるかもしれない」と語るほど。そんな喫茶店愛好家からも注目されるカフェヨシノの成功は、単なる低価格戦略ではなく、顧客体験の質を高めた結果だと言えます。
吉野社長の「カフェヨシノは、0円サービスで、がっちり!」という力強い言葉には、自社のビジネスモデルへの絶対的な自信が表れています。今後もさらなる店舗展開が期待される、注目の地元喫茶店チェーンです。
まとめ
カフェヨシノは、吉野貴士社長が編み出した「一日中0円サービス」という独自戦略により、名古屋の激戦区で年商15億円を達成した成功事例です。コーヒー1杯でモーニング、ランチ、アフタヌーン、ファイナルと時間帯ごとに異なる無料サービスを提供することで、客の入れ替わりを促進し、回転率を高めています。
プレミアム0円やドライブスルーなど、進化し続ける「ヨシノイズム」の姿勢が、地元客の心を掴んで離しません。2025年12月には明太トーストの新プレミアム0円も登場予定です。
喫茶店経営において、単なる低価格競争ではなく、顧客体験の質を高め、リピーターを増やす仕組みづくりの重要性を、カフェヨシノの成功事例は教えてくれます。名古屋を訪れる機会があれば、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※ 本記事は、2025年11月30日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ 株式会社カフェヨシノの公式サイトはこちら








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