2026年2月8日放送の「がっちりマンデー!!」セコDGs特集で、経営コンサルタントの坂口孝則さんが紹介した「ワールドコイン」が話題です。銀色の球体「オーブ(Orb)」に顔をかざすだけで暗号資産がもらえるって、本当なのでしょうか?この記事では、ワールドコインの仕組みや虹彩認証の流れ、そしてAI時代に「人間であること」を証明するワールドIDの将来性まで、番組内容をもとにわかりやすく解説します。
ワールドコインとは?坂口孝則さんが紹介したオーブで暗号資産がもらえるセコ技
2026年2月8日放送の「がっちりマンデー!!」の人気企画「セコDGs」で、経営コンサルタントの坂口孝則さんがとっておきのセコ技として紹介したのが「ワールドコイン」です。
ワールドコインとは、ChatGPTで有名なオープンAI社のCEO、サム・アルトマン氏が物理学者のアレックス・ブラニア氏とともに立ち上げた暗号資産のプロジェクトです。2019年に構想されたこのプロジェクトは、世界中の人に「デジタルIDと暗号資産を届ける」という壮大な目標を掲げており、2023年7月に正式にローンチされました。
番組内で坂口さんは、「Orb(オーブ)」と呼ばれる銀色の球体型の端末がある場所へスタッフを案内しました。お店の片隅にポツンと置かれた、かなりミステリアスな見た目の機械です。そしてADの坂本さんが実際にオーブで認証を行ったところ、なんと 5,192円相当(番組取材時点) の暗号資産をその場で受け取ることができました。
加藤浩次さんも「やばくないですか?」と驚いていましたが、本当に顔をかざしただけでもらえてしまったわけですから、その驚きも無理はありません。怪しさ全開の見た目とは裏腹に、しっかりとした技術的な裏付けがある仕組みなのです。
オーブ(Orb)の虹彩認証とは?人間であることを証明する仕組み
では、オーブは一体何をしているのでしょうか?
坂口さんの説明によると、オーブに顔をかざしてじっと見つめることで、目の奥にある「虹彩(こうさい)」という模様を読み取っています。虹彩は指紋と同じように一人ひとり異なるため、「今ここにいるのが生身の人間である」ということを証明できるわけです。
大事なポイントは、虹彩の画像データそのものはオーブの端末から削除されるということです。読み取った虹彩の情報は、その人だけの固有の文字列(ハッシュ)に変換されてサーバーに送られますが、個人情報は送られない設計になっています。つまり、プライバシーに配慮した仕組みといえます。
加藤さんは「トータルリコールじゃん」と映画にたとえて笑っていましたが、まさにSFの世界が現実になりつつある瞬間です。個人的には、免許証やパスポートに頼らずに自分が「人間である」と証明できる技術が実用化されていること自体、とても画期的だと感じます。
ワールドコインの登録手順|オーブでの認証方法を番組実演で紹介
番組では、ADの坂本さんが実際にオーブで登録する様子が紹介されていました。その流れはとてもシンプルです。
まず、専用のアプリ「World App」をスマートフォンにインストールし、生年月日を登録します。次に、アプリに表示されるQRコードをオーブの端末にかざします。そして、端末に顔を向け、目を覆わないようにして数秒間見つめるだけ。「検証が完了しました」という音声が流れたら、虹彩認証は終了です。
さらにスマホで顔認証を行い、端末で登録した人とスマートフォンの持ち主が同一人物であることを確認します。これで登録が完了し、暗号資産を受け取ることができました。
オーブは現在、東京・大阪・名古屋・福岡・京都など全国各地に設置されており、カフェやショップなどの一角に置かれています。会場によっては予約が必要な場合もあるので、アプリで事前に確認しておくと安心です。なお、登録後は毎月定期的にワールドコインが配布される仕組みになっているため、早めに始めるほどお得といえるでしょう。
ワールドIDとは?AI時代に人間を証明するデジタル証明書
ワールドコインの根幹にあるのが「ワールドID」という概念です。これは、1人に1つだけ発行される、自分だけのデジタル証明書のようなものです。
番組で坂口さんが詳しく解説していたのが、このワールドIDの将来性です。AIが急速に進化している現在、ネット上では人間が書いた文章なのか、AIのボットが生成したものなのか、もはや見分けがつかなくなりつつあります。
坂口さんは「いろんなサービスの元締めになるってことだ!」と核心を突いた表現をしていました。加藤さんも「免許証とか保険証の代わりに、虹彩情報のワールドIDが元締めになるってことだ」と理解を示していましたが、まさにその通りです。
今後、SNSのアカウント認証や企業の会員登録など、「この操作をしているのは人間です」と証明が必要な場面でワールドIDが活用される可能性があります。すでに世界160カ国以上でワールドIDの取得が進んでおり、その広がりは加速しています。
運営会社Tools for Humanityと牧野友衛代表が語る狙い
番組には、ワールドコインの運営会社であるTools for Humanityの日本代表、牧野友衛氏も登場しました。
牧野氏は、AIが普及すると人間かボットかの区別がつかなくなる問題を指摘し、「ワールドIDという、オーブで認証して1人に1つのIDを普及させることが必要になってくる」と説明しました。そして、まずは多くの人に知ってもらうきっかけとして、金銭的なインセンティブ(暗号資産の付与)で登録を促していると語っています。
つまり、ワールドコインがもらえるのは、ある意味「協力へのお礼」なのです。ネット上で人間とAIを見分ける仕組みを世界中に広げるために、個人情報を集めずにそれを実現したい。でも、そんな難しいプロジェクトに協力してもらうのは大変だから、暗号資産という形で還元しているわけですね。
牧野氏は、Google、YouTube、Twitterなど米国の大手テック企業で20年以上の経験を持つ人物で、2024年9月にTools for Humanityの日本代表に就任しています。こうした実績ある方が日本での普及を担っているのは、プロジェクトの本気度を示しているといえるのではないでしょうか。
まとめ|がっちりマンデーで紹介されたワールドコインとオーブは今後どうなる?
2026年2月8日放送の「がっちりマンデー!!」で坂口孝則さんが紹介したワールドコインとオーブは、単なる「暗号資産がもらえるお得技」にとどまらない、AI時代の大きなインフラになる可能性を秘めています。
番組を見て「怪しい」と感じた方も多いかもしれません。正直なところ、銀色の球体に顔をかざすだけでお金がもらえるなんて、最初は誰でも疑いたくなるでしょう。しかし、その背景にはオープンAIのサム・アルトマン氏が共同創業者として関わるプロジェクトがあり、AI時代に「自分が人間であること」を証明するという明確な目的があります。
加藤さんが番組の最後に「いい方向に向かうのだったら全然いいんだけどね」と語っていたように、この技術がどう発展していくかは未知数です。ただ、暗号資産の価格変動リスクはあるものの、登録自体は無料ですし、個人情報が保存されない仕組みになっている点は安心材料です。興味のある方は、まず近くのオーブの設置場所を調べてみてはいかがでしょうか。
※ 本記事は、2026年2月8日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ ワールドコインの運営会社Tools for Humanityの公式サイトはこちら





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