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【がっちりマンデー】ニトリHD似鳥昭雄会長にissin程涛社長がカバン持ち「鬼の店舗視察の真相」

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経営者として成長するためのヒントを求めていませんか?2025年1月19日放送(TBS系)の「がっちりマンデー!!」で、ニトリHD似鳥昭雄会長の店舗視察にissin程涛社長がカバン持ちとして密着。徹底した数字管理、スピーディーな判断力、そして意外な社員との接し方まで、経営の神髄が明らかになりました。この記事では、似鳥流経営手法の核心に迫り、あなたのビジネスにすぐに活かせる具体的なヒントをお伝えします。

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ニトリHD似鳥昭雄会長の店舗視察に密着!issin程涛社長がカバン持ちで学んだ経営の極意

昨年の12月某日、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長の店舗視察に、issinの程涛社長が密着取材を行いました。場所はニトリ池袋サンシャイン60通り店。普段は温厚な印象の似鳥会長ですが、店舗視察では一変。徹底的な数字管理と鋭い指摘で、売り場の細部にまで目を光らせる姿が明らかになりました。

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ニトリHD似鳥昭雄会長                (引用:「がっちりマンデー」より)

程社長は「現場がこんなに大きなお店で、どういう風にその改善点を見つけるのか、それをどういうふうに現場にフィードバックするのか学びたい」と意気込みを語り、似鳥会長の背後に付き従い、その経営手法の神髄を観察。約2時間に及ぶ視察で、程社長は次々と重要なポイントをメモに取っていきました。

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issin程涛社長 (引用:「がっちりマンデー」より)

特に印象的だったのは、似鳥会長の視察スピードの速さと的確な判断力。各売り場での滞在時間はわずか数分。それでいて、売上数字から商品の配置まで、あらゆる角度から改善点を指摘していく姿に、程社長も驚きの声を上げていました。

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「トライ主義」で売場改革!似鳥昭雄会長が実践する徹底的な数字管理

似鳥会長が特に重視するのが「トライ主義」という考え方です。これは、ペット用品売り場の視察時に顕著に表れました。売上が芳しくない商品であっても、すぐに撤去するのではなく、まず最適な場所で販売してみる。その結果を数字で判断し、次の一手を決める。この実証的なアプローチに、程社長は深く感銘を受けた様子でした。

具体例として、収納ケースの売り場では、週間販売数15個に対して30個もの在庫を置いていることを指摘。「1週間分の在庫があれば十分。売り場を半分にして他の商品を置いた方が効率的」と具体的な数字を示しながら改善を指示。さらに「来週中に提案を出すように」と明確な期限も設定。この徹底的な数字管理と即断即決の姿勢は、現代の経営者が見習うべき重要なポイントといえます。

また、フレグランス売り場やFダイニング売り場など、各エリアでの年間売上高を坪単位で細かくチェック。「この売り場は坪年間○○○万円で良好」「この売り場は採算が取れていない」など、数字に基づいた明確な判断基準を持っていることが明らかになりました。

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お客様の立場で考える!似鳥流・売場改善の3つの黄金ルール

似鳥会長が店舗視察で最も強調していたのが「お客様の立場に立つ」という考え方です。具体的には、以下の3つの黄金ルールが浮き彫りになりました。

1つ目は、商品の特徴を数値で明確に伝えること。例えば、魔法瓶の売り場では「世界に誇る」といった抽象的な表現ではなく、「6時間90度をキープ」という具体的な数値を遠くからでも見えるように表示することを指示。お客様が一目で商品価値を理解できる工夫を徹底しています。

2つ目は、商品説明は15文字以内で「なるほど」と思わせる表現にすること。程社長は「オシャレ感を出そうとして抽象的な表現を使いがちですが、お客様にとってわかりづらい。パッと見て購買意欲が湧くような具体的な表現が大切だと学びました」と感銘を受けていました。

3つ目は、商品の見せ方にこだわること。包丁売り場では「包丁は光って切れ味がよく見える。ライトを当てないとダメ」と指摘。お客様の目線で、商品の魅力を最大限に引き出す陳列方法を追求する姿勢が印象的でした。

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驚異的なスピード経営!issin程涛社長が目撃した厳格な指示出しの全貌

店舗視察での似鳥会長の行動は、まさに電光石火。売り場に到着するや否や、即座に問題点を指摘し、具体的な改善策を提示していきます。程社長は「判断のスピード、フィードバックのスピード、改善指示のスピード、そして歩くスピードまで、とにかく全てが速い」と驚きを隠せない様子でした。

特に印象的だったのは、商品の在庫回転率に関する指摘です。ある商品の週間販売数が11個という報告を受けると、即座に「これだけの棚スペースを使うには少なすぎる」と判断。その場で商品の陳列方法を変更し、空いたスペースの活用方法まで具体的に指示。程社長は「コスト意識の徹底ぶりが伝わってきました」とコメントしています。

さらに、改善指示を出す際は必ず期限を設定。「来週中に提案を出して」「私が毎月チェックに来るから」など、具体的なタイムラインを示すことで、改善のスピードアップを図っています。これは、大企業でありがちな意思決定の遅れを防ぐ効果的な手法といえるでしょう。

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毎月300人規模の懇親会!社員と距離を縮める似鳥会長の意外な素顔

店舗視察での厳格な姿勢とは一転、懇親会での似鳥会長は驚くほど柔和な表情を見せます。特筆すべきは、この懇親会が年に一度の行事ではなく、毎月開催されているという点です。前々月は屋上で500人規模のジンギスカンパーティーを実施するなど、社員とのコミュニケーションを重視している様子が伺えます。

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月1回行われるというニトリの懇親会の様子                    (引用:「がっちりマンデー」より)

この日の懇親会には300人の社員が参加。似鳥会長は全22テーブルを精力的に回り、一人一人と気さくに会話を交わしていきました。「商品部も大変だよね」「AIの導入、がんばって」など、部署や役職に関係なく、フラットな姿勢で社員と接する様子に、程社長も「上下関係を全く感じさせない接し方に感銘を受けました」とコメント。約1時間で300人全員と会話を交わすという驚異的なコミュニケーション力を披露しました。

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「全部数字で」を貫く経営判断と謙虚な姿勢

「経験だけではなく、全部数字で判断する」これが似鳥会長の経営哲学の根幹です。「会話の中に数字が入らないのは、遊びか趣味の時だけ」と明言するほど、数字に基づいた経営判断へのこだわりを見せます。

しかし同時に、興味深いのは自身の判断が間違っていた際の対応です。例えば、ランドセルの色に関して「紫やピンク、グリーンは売れるはずがない」と判断したものの、実際には紫が最も売れた経験を持つとのこと。「私は時代遅れだから」と率直に認め、「結果の数字を見て間違ったらすぐ謝る。数字だけはうそをつかないから」という謙虚な姿勢を貫いています。

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まとめ:カバン持ち密着で見えた似鳥流経営の神髄

今回のissin程涛社長による似鳥会長への密着取材で見えてきたのは、以下の経営の核心ポイントです。

  1. 徹底的な数字管理による客観的な判断基準
  2. トライ主義に基づく実証的なアプローチ
  3. 顧客目線を最優先にした売り場づくり
  4. スピーディーな判断と即座の実行力
  5. 社員との距離感を縮める定期的なコミュニケーション

特に印象的なのは、厳格な経営判断と柔軟な人間性のバランスです。店舗視察では徹底的な数字管理を行いながら、懇親会では社員と親しく交流する。この「オンとオフの使い分け」こそが、ニトリの持続的な成長を支える重要な要素といえるでしょう。経営者として学ぶべき点が多く詰まった、極めて示唆に富む取材となりました。

※本記事は、2025年1月19日放送(TBS系)の「がっちりマンデー!!」の内容を参照しています。

ニトリのHPはこち

issinのHPはこちら

以前に「がっちりマンデー!!」で紹介されたissin程涛社長についての記事はこちら

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