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【がっちりマンデー】埼玉の縁の下の力持ち!コンゴーテクノロジーの抜き型製造

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ピザの箱やティッシュ箱、ケーキ箱など、身近な箱の製造に欠かせない「抜き型」。その重要な役割を果たすのが、2024年6月6日放送(TBS系)「がっちりマンデー」で紹介された、埼玉の名門企業コンゴーテクノロジーです。同社の技術力と品質へのこだわりを知れば、”見えない”ものづくりの価値が見えてくるでしょう。一体どんな仕事なのか?そして埼玉に本社を構えた理由とは?この記事で徹底的に解説します。

 

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抜き型って何?コンゴーテクノロジーの仕事を徹底解説

ピザの箱、ティッシュの箱、ケーキを入れる箱など、身の回りにあふれている様々な箱。実はこれらの箱が作られるためには、特殊な”抜き型”が欠かせません。埼玉県さいたま市に本社を構えるコンゴーテクノロジーは、まさにこの抜き型の製造を手がける、縁の下の力持ち的存在の会社です。

抜き型とは、段ボールや板紙などの素材に型押しをして、ジグソーパズルのように抜き取る型のこと。抜き型で切り抜かれた紙を折り曲げて組み立てることで、様々な形状の箱が生み出されます。コンゴーテクノロジーの研谷英一工場長は「ほとんどの箱は9割9分、この抜き型から生まれています」と説明します。

抜き型はベニヤ板に、あらかじめ設計された展開図の形状に沿って切れ込みを入れたものに、切れ刃、スポンジなどをはめ込んだもの。一つひとつが手作業で丁寧に製作されています。切れ込み部分には、例えば、特殊な「ジッパー加工」と呼ばれる斜めの切り口が施されており、これが引っ張って開ける際の綺麗な切れ目を実現しています。紙の質や厚さによって最適な切れ込み幅は変わるため、コンマ1ミリ単位で調整されるこだわりよう。さらに、隙間から紙が詰まらないよう、無数のスポンジを1つ1つはめ込む作業も欠かせません。

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完成した抜き型(引用:「がっちりマンデー!」より)

このように、抜き型1つを作り上げるには、検査から組み立てに至るまで、長い年月に培われた高い技術力とそれに伴う手間暇が求められます。しかし、コンゴーテクノロジーの抜き型は卓越した精度と品質を持ち、取引先からも高い評価を得ています。

 

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芳賀拓海社長が語る、抜き型ビジネスの強み

コンゴーテクノロジーの芳賀拓海社長は、同社の抜き型ビジネスについてこう語ります。

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コンゴーテクノロジー㈱の芳賀拓海社長                (引用:「がっちりマンデー!」より)

「弊社は年商10億円を超える中堅企業ですが、創業から右肩上がりの成長を続けています。その理由は何よりも、高品質な抜き型を安定供給できる点にあります」

埼玉県には紙器関連のメーカーが多数立地しており、コンゴーテクノロジーはそうした企業に抜き型を卸す、BtoBビジネスを展開しています。取引先のひとつ、株式会社クラウン・パッケージの製造部課長、福田裕一さんはこう絶賛します。「コンゴーテクノロジーの抜き型は、切れ味が鋭く、抜き跡のカスが少ないんです。生産効率が格段にアップするので、弊社はコンゴーさんの抜き型が大好きですね」

芳賀社長は続けます。「当社の強みは、製品の良さはもちろんのこと、豊富な種類の在庫を持っていることです。お客様からの短納期の注文にも、スピーディーに対応できるんです」そして、同社がさらに成長を続けられるポイントは、立地環境が抜群な埼玉県にあると分析します。
「2022年に発表された統計でも、埼玉県は企業の本社進出が全国トップでした。交通の利便性に加え、人件費の安さや大手企業の工場の立地、そして何より製造業の集積があるためだと考えられます。弊社はさらなる発展が期待できる、最適な場所に立地しているのです」

 

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抜き型製造の裏側 – 研谷英一工場長に聞く

コンゴーテクノロジーの抜き型製造現場を取り仕切る工場長に、抜き型づくりの裏側を質問しました。

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工場長の研谷英一さん             (引用:「がっちりマンデー!」より)

「最も重要なのは、お客様の求める仕様を完璧に製造することです。展開図の設計からスタートし、レーザーカット溝彫り、切れ刃など金属加工、それらのはめ込み作業といった一連の工程を経て、ようやく完成します」
各工程には様々な専用機器が用いられます。その中でも研谷工場長が強調するのが、出来上がった抜き型の品質検査の重要性です。

「検査は抜き型の命です。1つでも不具合があれば、お客様の生産ラインに多大な影響を及ぼしかねません。ですので、検査には特に力を入れており、製造過程のあらゆる段階でダブルチェックを怠りません」

 

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得意先の声 – ㈱クラウン・パッケージ 製造部課長の福田裕一さん

コンゴーテクノロジーの主要な取引先の一つ、株式会社クラウン・パッケージ。同社の製造部課長、福田裕一さんはこう話します。

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コンゴーテクノロジーの取引先クラウン・パッケージの福田裕一氏(引用:「がっちりマンデー!」より)

「弊社では様々な箱を製造しているのですが、コンゴーテクノロジーさんの抜き型を使わせていただいています。細かい穴の部分でも、他社の抜き型に比べてカスが残りにくく、製品の品質が高いんですよ」
抜き型の高い精度が、クラウン・パッケージの生産性向上につながっているようです。

「コンゴーさんの抜き型を使うことで、不良品が減って生産効率がグンと上がりました。弊社の現場作業員からも『コンゴーさんの抜き型最高!』と大絶賛されています」

このように、コンゴーテクノロジーの製品は、ユーザー企業から高い支持を得ていることがうかがえます。

 

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細かい作業に明け暮れる? 川本史織さん(製造部)」の1日

抜き型の製造現場で働く川本史織さんに、1日の業務内容を尋ねてみました。

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s死蔵部の川本史織さん(引用:「がっちりマンデー!」より)

「朝いちばん、前日の抜き型の最終検査結果を確認します。不備があれば、修正に取り掛かります。それから新しい抜き型の製造に移ります」

川本さんの仕事は、設計図通りに精密にスポンジを埋め込んでいく作業が中心だそうです。
「スポンジ1つ1つの向きや位置を間違えると、抜き型全体が使えなくなってしまいます。なので、集中力が何より大切な仕事ですね」

単調な作業に見えるかもしれませんが、実は高い技術が必要とのこと。
「この作業、パズルが得意でないと務まらないんです。スポンジの組み合わせ方次第で抜き型の仕上がりが変わってくるので、熟練の技が問われますよ」

川本さんは、人一倍こうした細かい作業が好きだったことから、この仕事を選んだそうです。そしてこの日々の地道な積み重ねが、コンゴーテクノロジーの高品質な製品づくりにつながっているのです。

 

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埼玉の”縁の下の力持ち”の成長を支える抜き型

埼玉県は、都心の東京に近接しながらも、物流の要衝であり、大手企業の工場が多数立地する製造業の集積地でもあります。また2022年には、企業の本社進出が全国トップとなるなど、ビジネス拠点としても注目される存在です。

このように埼玉県の発展を陰に陽に支えているのが、コンゴーテクノロジーのような”縁の下の力持ち”的な中小企業なのです。

埼玉には、自動車部品やプラスチック成形、印刷や紙器業界など、ものづくりの企業が多数集積。そうした業界に欠かせない存在が、抜き型を提供するコンゴーテクノロジーなのです。

同社の右肩上がりの成長は、圏央道の開通による物流の利便性向上など、埼玉の立地メリットに後押しされてきました。今後もさらなる発展が見込まれるでしょう。

このように、一見地味な存在のコンゴーテクノロジーが、私たちの生活に身近な製品を支えている。そんな”見えない”技術の積み重ねが、埼玉のものづくり産業を支えているのです。

 

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【まとめ】コンゴーテクノロジーに学ぶ、”見えない”技術の価値

ピザの箱やティッシュ箱など、身の回りにあふれる箱。しかし、その製造には特殊な”抜き型”が必要不可欠だということをご存知でしたか?

埼玉県さいたま市に本社を置くコンゴーテクノロジーは、まさにその抜き型の製造を手がける企業です。同社は10億円を超す売り上げを計上する中堅企業ながら、優れた技術力と徹底した品質管理で、取引先から高い評価を受けています。

一つの抜き型を作り上げるためには、設計から製造、検査に至るまで、長い年月に培われた熟練の技が必要不可欠です。そうした”見えない”技術の粋を集めた製品が、コンゴーテクノロジーの抜き型なのです。

手間暇を惜しまず、一つひとつ丁寧に作られた同社の抜き型は、その高い精度から取引先に大人気。生産性の向上に大きく貢献しています。

こうした努力の積み重ねが評価され、コンゴーテクノロジーは右肩上がりの成長を続けてきました。同社の成功の理由は、立地の良さにも起因します。交通の利便性に優れ、人件費が安価な上、製造業の集積地である埼玉は、最適の事業拠点なのです。

一見地味な存在のコンゴーテクノロジーが、このように私たちの生活に身近な製品づくりを支えていること。そして同社の技術が、埼玉のものづくり産業の発展を下支えしていることを知り、”見えない”技術の価値の大きさを改めて感じずにはいられません。

コンゴーテクノロジー株式会社のHPはこちら

株式会社クラウン・パッケージのHPはこちら

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