2024年12月8日放送のTBS「がっちりマンデー！！」で紹介された、リヒトラブ（LIHIT LAB.）の革新的なブックスタンドをご存知ですか？従来の常識を覆す独自設計により、本が倒れないという画期的な機能を実現し、発売からわずか2年で累計12万台を売り上げた話題の商品です。今回は、この革新的なブックスタンドの特徴と成功の秘密に迫ります。
リヒトラブの「本が倒れないブックスタンド」とは？累計12万台の驚異の売上げを実現
大阪市に本社を構えるリヒトラブは、80年近い歴史を持つオフィス用品の老舗メーカーです。2022年に発売された「本が倒れないブックスタンド」は、990円という手頃な価格ながら、従来品の弱点を巧みに克服した革新的な製品です。ブックスタンド業界では1万台の売上げでヒット商品とされる中、わずか2年で累計12万台を突破し、売上高1億円を超える大ヒット商品となりました。
リヒトラブの倒れないブックスタンド （引用：「がっちりマンデー」より）
がっちりマンデーで紹介！従来のブックスタンドの問題点と革新的な解決策
従来型のブックスタンドには、誰もが一度は経験したことのある不便さがありました。本を取り出す際に他の本が倒れてしまう、たくさんの本を並べると雪崩のように倒れてしまうなど、使用時のストレスが付きものでした。
リヒトラブの新製品は、この長年の課題を独自の機構で解決しています。最大の特徴は、背面に設置された三角形のストッパー群です。これらのストッパーは、本を差し込むと本の厚みに合わせて自動的に上がり、両隣のストッパーが本をしっかりと支える仕組みになっています。
背面にストッパーが付いている！ （引用：「がっちりマンデー」より）
リヒトラブ開発担当・岩上優樹が明かす！ピアノから着想を得た独自設計の秘密
この革新的な設計の着想は、意外な所から生まれました。開発担当の岩上優樹氏は、自身のピアノ経験から、一つの鍵盤を押した時に隣の鍵盤との間に生まれる段差に着目。この原理をブックスタンドに応用することを思いついたのです。
開発担当のピアノマン！？ 岩上優樹さん （引用：「がっちりマンデー」より）
しかし、実用化までの道のりは決して平坦ではありませんでした。ストッパーの角度は、わずか数度の違いで本の収納具合が大きく変わります。1年にわたる試行錯誤の末、最適な角度として140度を見出しました。さらに、様々な厚さの本に対応できるよう、ストッパーの高さや幅もミリ単位で調整を重ねています。
商品開発部門・佐藤邦博が語る！本が倒れないブックスタンドの3つの特徴
商品開発部門の佐藤邦博氏によると、製品には以下の3つの特徴があります。
商品開発部門の佐藤那博さん （引用：「がっちりマンデー」より）
- 本を取り出しても残りの本が倒れない安定性
- 複数の本を並べても雪崩現象が起きない設計
- 底面のゴム製ストッパーによる滑り止め効果
これらの機能により、書斎やオフィスでのストレスフリーな本の管理が可能になりました。
まとめ：リヒトラブの本が倒れないブックスタンドが支持される理由
リヒトラブの本が倒れないブックスタンドは、長年誰も解決できなかった問題に、シンプルかつ革新的な解決策を提示しました。990円という適正価格、使いやすさ、そして確かな品質が、多くのユーザーから支持される理由となっています。
本製品は、地味な改善が大きな価値を生む典型的な例と言えるでしょう。現在も進化を続けるリヒトラブの製品開発に、今後も注目が集まりそうです。
※本記事は、2024年12月8日放送のTBS番組「がっちりマンデー！！」を参照しています。
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