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【がっちりマンデー】サークル・ワンのコスモトーク「翻訳無線機で現場革命」

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2025年9月28日放送のTBS系「がっちりマンデー!!」で特集された「儲かる工事現場」。現場の人手不足や多国籍化が進む中、革新的なコミュニケーションツールとして注目を集めているのが、大分県別府市のサークル・ワンが開発した翻訳無線機「コスモトーク」です。この翻訳機能付きトランシーバーが、なぜ今工事現場で必要とされているのか、その秘密に迫ります。

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サークル・ワンのコスモトークとは?翻訳無線機の革新技術

サークル・ワンが開発した「コスモトークC580-MTR」は、従来のトランシーバーにインターネットを活用した瞬時翻訳機能を搭載した画期的な製品です。大分県別府市に拠点を置くサークル・ワンは、わずか10名ほどの従業員でありながら年商5億円を達成する驚異的な企業で、これまでにトランシーバーを累計3万台販売してきた実績があります。

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サークル・ワンの翻訳機能付きトランシーバー                         「コスモトークC580-MTR」                                (引用:「がっちりマンデー」より)

コスモトークの最大の特徴は、トランシーバーの中に携帯電話のようなチップが内蔵されており、インターネットに接続することでリアルタイム翻訳を実現している点です。これまでスマートフォンの翻訳アプリでは対面でしか使用できなかった翻訳機能を、離れた場所にいる作業員同士でも使用可能にしたのが革新的な仕組みといえるでしょう。

一丸敏雄社長が語るように、「建設現場では作業員が2メートル以上離れて作業することが多く、対面式の翻訳では限界がある」という現場のニーズに応えた製品として、2025年10月から本格販売を開始し、すでに注文が殺到している状況です。

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がっちりマンデーで紹介されたコスモトークの11言語対応機能

番組内で実際に検証された通り、コスモトークは日本で働く外国人労働者の多い国を中心とした11言語に対応しています。具体的には、日本語、英語、韓国語、中国語、閩南語(びんなんご)、ベトナム語、タガログ語(フィリピン)、インドネシア語、ミャンマー語、スペイン語、ポルトガル語という幅広い言語をカバーしています。

番組での実演では、インドネシア人作業員が「仕事が終わったら一緒に飲みに行こう」とインドネシア語で話すと、コスモトークが瞬時に日本語に翻訳して「仕事が終わったら一緒に飲みに行こう」と音声出力。また、ベトナム人作業員の「刺身を食べたいので、連れて行ってください」というベトナム語も、正確に日本語に翻訳されました。

この実演を見た現場の日本人管理者は「びっくりですね。まあ、ちょっと今後採用したいな」と感想を述べており、実用性の高さが証明されています。さらに、サークル・ワンでは将来的に30言語まで拡大する予定としており、より多様な国籍の労働者に対応していく方針を明らかにしています。

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外国人労働者とのコミュニケーション課題を解決する仕組み

現在の日本の工事現場では、製造現場でも外国人労働者が6%を超えるなど、多国籍化が急速に進んでいます。番組に出演したユージさんも建築現場での経験から「僕の仲間たちは人が集まらない」と語っているように、深刻な人手不足が背景にあります。

従来、外国人作業員とのコミュニケーションは「なんかあの言葉じゃなくて、あのゼスチャーで」というように身振り手振りに頼らざるを得ない状況でした。しかし、工事現場では「ちょっとの伝達ミスで、なんかの事故に繋がっては困る」とユージさんが指摘するように、正確なコミュニケーションが安全管理の根幹となります。

コスモトークの仕組みは、この問題を根本的に解決します。トランシーバー内のチップがインターネット経由でクラウド上の翻訳システムにアクセスし、瞬時に音声翻訳を行うため、離れた場所にいる作業員同士でも言語の壁を越えたリアルタイムコミュニケーションが可能になります。特に大きな音が鳴り響く工事現場では、このような無線機による通信が不可欠であり、コスモトークはまさに現場のニーズに特化したコミュニケーションツールといえるでしょう。

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特許取得済みの翻訳技術と実際の現場での効果

サークル・ワンは「多言語音声配信方法」という特許を既に取得しており、この技術的優位性が競合他社との差別化要因となっています。この特許技術により、従来のトランシーバーでは不可能だった多言語リアルタイム翻訳が実現されています。

実際の工事現場での検証では、インドネシア、フィリピン、ベトナムなど様々な国籍の作業員が混在する環境で、コスモトークが円滑なコミュニケーションを実現していることが確認されました。現場の作業員からは「この機械すごいっすね」という驚きの声が上がり、導入効果の高さが実証されています。

番組に出演した経営コンサルタントの坂口孝則さんも「昼ご飯を一緒に食べれるだけで、だいぶ違うらしいです。ちょっとしたコミュニケーションができることによって、作業がすごい効率化するし、やっぱチームワークもできる」と指摘しており、コスモトークが単なる業務用ツールを超えて、職場のコミュニケーション促進にも寄与することが期待されています。

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サークル・ワン一丸敏雄社長が語る翻訳無線機の将来性

一丸敏雄社長は番組内で「サークルワンは翻訳無線機でがっちり!」と自信を見せており、この分野での更なる展開に意欲を示しています。同社は1988年の設立以来、「人間として正しいことであるか」を経営判断の基準とし、社会の課題解決を目指すものづくりを追求してきました。

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株式会社サークル・ワンの一丸敏雄社長                           (引用:「がっちりマンデー」より)

コスモトークの開発背景には、2016年の熊本地震での外国人への情報伝達の課題があります。災害時に日本語での放送が理解できない外国人住民への対応が問題となったことから、自治体からも「外国の人に対しての放送を翻訳してほしい」という要望が寄せられていました。このような社会課題に対応する形で開発されたのがコスモトークの翻訳機能です。

現在、別府市では既にサークル・ワンの防災システムを導入しており、災害時の情報伝達手段として活用されています。今後は建設現場だけでなく、介護現場や国際会議など、多言語でのコミュニケーションが必要な様々な場面での活用が期待されています。

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コスモトークがもたらす工事現場のコミュニケーションツール革命

コスモトークの登場は、単なる翻訳機能の追加を超えて、工事現場におけるコミュニケーションの概念を根本的に変革する可能性を秘めています。従来、多国籍の作業チームでは言語の壁が作業効率や安全性の障害となっていましたが、コスモトークによってこれらの課題が一気に解決されることが期待されます。

特に注目すべきは、このコミュニケーションツールとしての側面です。言語の違いを超えて作業員同士が自然にコミュニケーションを取れるようになることで、チームワークの向上や職場環境の改善につながります。これは単純な作業効率の向上だけでなく、外国人労働者の職場定着率向上や、より安全な作業環境の構築にも寄与するでしょう。

さらに、コスモトークが携帯電話の電波が届く場所であればどこでも使用できるという利便性は、全国各地の工事現場での導入を容易にします。この技術革新により、日本の建設業界が抱える人手不足問題の解決策として、外国人労働者をより積極的に活用できる環境が整うことになります。

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まとめ

「がっちりマンデー!!」で紹介されたサークル・ワンのコスモトークは、単なる翻訳無線機を超えて、日本の工事現場が直面する深刻な課題を解決する革新的なコミュニケーションツールです。11言語対応の瞬時翻訳機能、特許取得済みの確かな技術、そして実際の現場での高い効果実証により、今後の建設業界における外国人労働者との協働のあり方を大きく変える可能性を秘めています。

一丸敏雄社長が率いるサークル・ワンの取り組みは、技術革新による社会課題解決の優れた事例として、他の業界にも大きな示唆を与えています。人手不足と多国籍化が同時進行する現代の工事現場において、コスモトークのような革新的なコミュニケーションツールの普及は、より安全で効率的、そして働きやすい職場環境の実現に向けた重要な一歩といえるでしょう。

※ 本記事は、2025年9月28日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ 株式会社サークル・ワンの公式サイトはこちら

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