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【がっちりマンデー】タタメルバイク・生駒崇光社長「変形の秘密」と経歴

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「折りたためるバイクがあったら便利なのに…」そんな悩みを解決する革命的な乗り物が登場しました。2025年12月14日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介された株式会社ICOMAの「タタメルバイク」は、元トランスフォーマー開発者・生駒崇光社長が手がけた変形する電動バイクです。この記事では、タタメルバイクの特徴や価格、独自の開発手法、そして生駒社長の経歴まで詳しくご紹介します。バイクの置き場所問題を解決したい方、必見です!


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タタメルバイクとは?ICOMAが開発した折りたたみ電動バイクの特徴と価格

タタメルバイク」は、株式会社ICOMAが開発した折りたたみ式の電動バイクです。最大の特徴は、なんといってもその変形機能にあります。四角い箱のような状態から、後ろに広がってバイクの形に変形する姿は、まさにSF映画のワンシーンのようです。

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(株)ICOMAの「タタメルバイク」                            (引用:「がっちりマンデー」より)

スペックを見てみると、原付一種(50cc相当)として公道走行が可能で、家庭用コンセントで3時間充電すればおよそ20km走行できます。最高速度は時速45kmで、坂道もしっかり登れる仕様になっています。電動なので走行音はめちゃくちゃ静か。番組でスタジオ試乗した山口智充さんも「スーッという感じ。ノンストレス」と絶賛していました。

気になる価格は49万8,000円(税込/送料別途)。原付バイクとしては少しお高めに感じるかもしれませんが、この唯一無二の変形機能と、駐輪場が不要になるという価値を考えれば、むしろコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

創業わずか4年で売上1億円を達成しているというのですから、その人気ぶりがうかがえます。実際にユーザーからは「限られたスペースでもバイクを持てる」「玄関の隅に畳んだ状態で置ける」という声が寄せられており、都市部でバイクを諦めていた方々の救世主となっています。

ちなみに2025年10月には「2025年度グッドデザイン賞」の「私の選んだ一品」にも選出されており、デザイン面でも高い評価を受けています。


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生駒崇光社長の経歴|元トランスフォーマー開発者が起業した理由

タタメルバイクを生み出したのは、株式会社ICOMA代表取締役社長の生駒崇光さん(36歳)です。その経歴を知ると、この革新的なバイクが生まれた理由がよく分かります。

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(株)ICOMAの生駒崇光社長                               (引用:「がっちりマンデー」より)

生駒社長のキャリアの出発点は、株式会社タカラトミーでの「トランスフォーマー」海外事業担当でした。乗り物や動物の姿からロボットに変形するキャラクターたちで世界中にファンを持つトランスフォーマー。その変形するおもちゃに関わっていたのですから、まさに「変形のプロ」と言えます。

その後、株式会社CerevoでIoT家電製品の開発を経験し、2016年からはGROOVE X株式会社で家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」の開発にも携わりました。おもちゃからIoT、そしてロボットへと、一貫して「人の心を動かすものづくり」に携わってきた経歴の持ち主なのです。

グッドデザイン賞の審査委員・根津孝太氏も「デザイナーは、おもちゃ会社でキャリアをスタートし、変形するロボット玩具などのデザインを担当した。その後、いくつかのメーカーを経て独立し、自分のやりたいことをやり切った」とコメントしています。

生駒社長は番組内で「乗り物っていうものは、まだまだポテンシャルがあるなと思ってまして、そのキャラクター性みたいなものを乗り物に与える、つまりロボット化することによって、新しいもっと面白い乗り物が作れると思ってます」と語っています。

おもちゃで培った「ワクワクさせる力」を実際の乗り物に応用するという発想は、まさにこの多彩な経歴があってこそ。「四角い箱がバイクに変形したら面白い」というシンプルなアイデアから2021年に起業し、約2年半で電動バイクの製品化を達成した行動力も、起業家として注目すべきポイントです。


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タタメルバイク「変形の秘密」|折り紙構造とおもちゃ開発の手法

タタメルバイクの最大の魅力である「変形」。この仕組みには、他のバイクメーカーとは全く異なる独自の開発手法が隠されています。

まず驚きなのが、開発の最初のステップで「おもちゃ」を作るという点です。普通のメーカーなら試作を繰り返して完成形に近づけていきますが、ICOMAではミニミニサイズのおもちゃで変形の動きやパーツの収まり方を検証します。

生駒社長は「どうやったらこの構造になるんだろうなみたいなのも、おもちゃのところで検証を重ねて、実際に作ってみる」と説明しています。ハンドルの出し方一つとっても、おもちゃで試行錯誤した結果が本物のバイクに反映されているのです。

そしてもう一つの秘密が「折り紙構造(板金構造)」と呼ばれる製造方法です。普通は新しい部品を作る際、まず金型を作り、それを元にプレスしたり型を取ったりして部品にします。しかしタタメルバイクは、平たい金属の板を折り紙のように折り曲げて部品を作っています。

この方法には大きなメリットが2つあります。1つ目は、金型が不要なのでコストと時間を大幅に節約できること。2つ目は、平面と平面を組み立てる構造なので、折りたたむ時に隙間なくギュッと小さくなれること。まさに一石二鳥の製造方法なのです。

トランスフォーマーの開発で培った「変形を実現する技術」と、効率的な製造を可能にする「折り紙構造」。この2つの秘密が、唯一無二の変形バイクを生み出しました。


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新製品tatamo!(タタモ)の特徴|コインロッカーに収まる自動変形バイク

ICOMAはタタメルバイクの進化系として、新たな乗り物「tatamo!(タタモ)」も開発しています。番組内でも紹介されたこの製品は、さらに革新的な特徴を備えています。

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タタメルバイクの進化系「tatamo!」                        (引用:「がっちりマンデー」より)

最大の特徴は「ボタン一つで自動変形」する点です。タタメルバイクは手動で変形させますが、tatamo!はボタンを押すだけでトランクの状態からバイクに変形します。番組を見ていた視聴者からも「すごい!」という声が上がっていました。

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トランクからバイクへ                                (引用:「がっちりマンデー」より

免許不要で乗れるのも大きなポイントです。最大時速は20kmで、特定小型原付として気軽に利用できます。そして重さはタタメルバイクの半分以下となる25kgの軽量設計。女性でも持ち運びやすいサイズ感です。

生駒社長が特にこだわったのが「スーツケースサイズ」という設計コンセプト。車内移動でも邪魔にならず、なんとコインロッカーにも収まるサイズになっています。旅先での「ラストワンマイル」の移動手段として、まさに理想的な乗り物と言えるでしょう。

さらに面白いのが、顔がついていて「よしよし」してあげると喜ぶという愛着が湧く仕掛けです。おもちゃ開発者ならではの遊び心が詰まっていますね。単なる移動手段ではなく、所有する喜びや愛着を感じられる乗り物を目指しているICOMAの姿勢が伝わってきます。


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ICOMAの売上と将来展望|10年以内にロボット化へ?

株式会社ICOMA(本社:東京都大田区)は、創業からわずか4年で売上約1億円を達成しています。バイクという製造業で、しかもニッチな変形バイクという分野でこの数字を出しているのは、驚異的と言えるでしょう。

2025年は事業領域をさらに拡大しており、四輪車の開発やtatamo!の製品化、さらには漫画家の藤島康介氏やイラストレーターのtarou2氏とのコラボレーションなど、多角的な展開を見せています。Japan Mobility Show 2025では過去最大の70平方メートルのブースで出展するなど、その存在感は増すばかりです。

番組内で最も興味深かったのは、将来の展望についての話でした。スタジオでエミン・ユルマズ氏が「進化系がさらに人型ロボットに変形とかするかも」と予想すると、生駒社長は「考えてます」と即答。

加藤浩次さんが「タタメルバイクがロボット化するのにはあと何年ぐらいかかりそうですか?」と質問すると、生駒社長は「10年もかかんない気はしますね」と答えました。移動時は人型ロボットがバイクに変形し、目的地ではロボットに戻って買い物をしてくれる…そんな夢のような未来が、思ったより近くに来ているのかもしれません。

「おもちゃのこころでミライをつくる」をコンセプトに掲げるICOMA。変形するバイクから始まった挑戦が、どこまで広がっていくのか、今後の展開から目が離せません。


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まとめ

2025年12月14日放送の「がっちりマンデー」で紹介された株式会社ICOMAの「タタメルバイク」は、元トランスフォーマー開発者・生駒崇光社長が生み出した革命的な折りたたみ電動バイクです。

価格49万8,000円で、3時間充電・20km走行・最高時速45kmというスペックを持ち、何より玄関に収納できるほどコンパクトに折りたためる点が最大の魅力です。おもちゃから開発をスタートする独自の手法と、金型不要の「折り紙構造」が、この唯一無二の変形を実現しています。

新製品tatamo!はコインロッカーに収まるサイズで自動変形。10年以内にはロボット化も視野に入れているとのこと。小さな乗り物の可能性は、まだまだ広がりそうです。バイクの置き場所に悩んでいる方は、ぜひタタメルバイクをチェックしてみてはいかがでしょうか。

※ 本記事は、2025年12月14日放送(TBS系)の「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ (株)ICOMAの公式サイトはこちら

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