スポンサーリンク
テレビ番組・情報

【がっちりマンデー】巨大クレーン船「海翔」で寄神建設が魅せる日本の技術力

gacchirimonday-yorigami-kaisyo
スポンサーリンク

2025年2月16日放送(TBS系)の「がっちりマンデー!!」で紹介された寄神建設の巨大クレーン船「海翔」が大きな注目を集めています。日本の橋作りを支えるこの巨大な船舶には、最新技術と職人技が詰まっています。今回は、寄神建設が誇る「海翔」の魅力に迫ります。

スポンサーリンク

巨大クレーン船「海翔」とは?寄神建設が誇る日本最大の海上クレーン

寄神建設が保有する巨大クレーン船「海翔」は、日本の建設業界では欠かせない存在です。売上高約190億円を誇る寄神建設の主力船として、明石海峡大橋やレインボーブリッジなど、日本を代表する橋の建設に携わってきました。

yorigamikennsetu-kaisyo

寄神建設の巨大クレーン船「海翔」(引用:「がっちりマンデーより」)

この「海翔」の最大の特徴は、そのスケールの大きさです。長さ120メートル、幅55メートル、総重量1万5千トンという圧倒的な大きさを誇り、その建造費は150億円にも上ります。これほどの規模の船が必要な理由は、日本の大規模インフラ整備に不可欠だからです。

スポンサーリンク

寄神建設の巨大クレーン船「海翔」の驚異的なスペック

「海翔」の性能は、その大きさに負けず劣らず圧倒的です。150メートルの二本のクレーンを装備し、最大4,100トンまでの重量物を吊り上げることができます。これは、完成した橋の部材を丸ごと運搬できる能力を意味します。

kuwajimamasanao

寄神建設の桑島正尚代表取締役常務                              (引用:「がっちりマンデー」より)

桑島正尚代表取締役常務が説明するように、この能力により工期の短縮とコストの削減が可能になります。現場で橋を組み立てるのではなく、工場で製作した完成品を運搬して設置することで、効率的な建設が実現できるのです。

スポンサーリンク

日本の橋作りを支える「海翔」の繊細な技術

一見すると重厚長大な装置に見える「海翔」ですが、その操作には繊細な技術が要求されます。特に注目すべきは、バラスト制御システムです。船内には11個の大型タンクが設置されており、これらに海水を出し入れすることで船体のバランスを保っています。

tokuyamakeiji

寄神建設の巨大クレーン船「海翔」の徳山敬司機関長                 (引用:「がっちりマンデー」より)

 

徳山敬司機関長が管理するこのシステムは、重量物を吊り上げる際の船体の傾きを最小限に抑える重要な役割を果たしています。特に浅瀬での作業時には、わずかな傾きも許されない繊細な制御が必要となります。

スポンサーリンク

驚きの精密制御システム!バラスト装置が支える巨大クレーン船の安定性

「海翔」の安定性を支えているのは、高度なバラスト制御システムです。クレーンで重量物を吊り上げる際、反対側のタンクに海水を入れることで船体の水平を保ちます。この作業は、まるでバレエのような繊細さが求められます。

船内の11個のタンクは、それぞれが独立して制御可能で、作業内容に応じて最適な水量調整を行います。この精密な制御により、4,100トンという超重量物でも安定して扱うことができるのです。

スポンサーリンク

「海翔」を操る精鋭クルー!松原船長と熟練スタッフたちの技

「海翔」の操作を担うのは、松原勉船長を筆頭とする熟練のクルーたちです。特に橋の設置作業では、その技術力が遺憾なく発揮されます。32本のワイヤーを使用した吊り上げ作業では、わずか2センチ単位での位置調整が要求されます。

matubaratutomu

寄神建設の巨大クレーン船「海翔」の松原勉船長                       (引用:「がっちりマンデー」より)

 

例えば、宮城県女川町での240メートルの橋の設置では、クルー全員の連携プレーにより、わずか2日間での設置を実現しました。この驚異的なスピードと精度は、長年の経験と技術の賜物です。

miyagionagawatyou

宮城県女川町で橋をかける「海翔 」                               (引用:「がっちりマンデー」より)

 

スポンサーリンク

まとめ:寄神建設と巨大クレーン船が切り拓く日本の建設技術の未来

寄神建設の巨大クレーン船「海翔」は、まさに令和の重厚長大産業を象徴する存在です。その圧倒的なスケールと繊細な技術の融合は、日本の建設技術の高さを世界に示しています。

昭和の重厚長大から、平成の軽薄短小を経て、令和では「繊細さを兼ね備えた重厚長大」という新しい形が生まれています。寄神建設の「海翔」は、この新しい時代の象徴として、これからも日本のインフラ整備を支え続けることでしょう。

※本記事は、2025年2月16日放送(TBS系)の「がっちりマンデー!!」を参照しています。

・寄神建設株式会社のHPはこち

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました