東京・歌舞伎町で2023年11月5日未明、ホストとみられる男性が20代の女にカッターナイフで刺される事件が発生しました。警視庁は女を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しましたが、事件の背景には男女のトラブルがありました。この記事では、事件の詳細とホスト業界の実態について解説します。
新宿歌舞伎町ホスト刺された事件
事件の概要
事件が起きたのは、5日午前1時半頃、新宿・歌舞伎町の路上です。白いパーカーを着た20代の女が、黒いスーツの23歳の男性にカッターナイフで肩を刺しました。男性は出血しましたが、命に別状はありませんでした。女は駆けつけた警察官に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
ネット上には事件の現場の映像がたくさん挙がってますが、映像には、女が男性の頭を掴んで引きずり回したり、「おまえ人生なめんなよ」「私のお金まだ搾り取る気でふざけんなって」と激高したりする様子が映っています。
女性の動機
女性は男性に半年で1800万円を貢いだと主張しています。また、男性のせいで半年間、入院生活を送ったとも語っています。男性は女性に対して何らかの裏切り行為をしたとみられます。
男性と女性は「toU」というライブ配信アプリで知り合って付き合うようになりました。男性はホストクラブで働いていましたが、女性とは客とホストの関係ではなかったのです。男性は女性と付き合うようになって、いわゆるヒモ状態になっていました。女性は港区のキャバクラなどで働きながら相当な額を男性に貢いでいたと思われます。また、男性のDVが酷くて別れたいと何回も相談されました。今年の8月初めにも警察沙汰になっていて、けがで入院したばかりでした。退院後も結局男性と頻繁に会っていて、一緒にライブ配信することもあったみたいです。離れたりくっついたりが続いて、ちょうど1週間くらい前には体調が悪くなったのか、11月末からの検査入院が決まったとSNSで報告しています。精神的にももう限界だったんのかもしれません。
女性は男性に対して、愛情や依存、恨みや怒りなどの複雑な感情を抱いていたのでしょう。自分の人生を狂わせられたと感じて、復讐のために刺したという可能性もあります。また、男性に対する執着心や所有欲から、他の女性との関係を許せなかったという可能性もあります。いずれにしても、女性は自分の幸せを探していたのかもしれませんが、間違った方法で探してしまったようです。
ホスト業界の実態
ホスト業界は、女性客からの指名や売り上げでランキングを競う厳しい世界です。ホストは客に対して愛情を装い、高額なシャンパンやドリンクを注文させます。客はホストに惚れ込み、多額のお金を貢ぎます。しかし、ホストは客に対して忠実ではありません。他の客や恋人と関係を持ったり、客のお金を使い込んだりすることもあります。客はホストに裏切られたり、借金に苦しんだりすることになります。
ホスト業界には、客を騙すための様々なテクニックやルールがあります。例えば、客に対して「キミは特別だ」「オレはキミしか愛せない」と言ったり、客の名前を入れた指輪やネックレスを贈ったりします。しかし、これらはすべて演技で、本当の気持ちはありません。また、客に対して「オレは借金がある」「オレは病気だ」と嘘をついて同情を誘ったり、お金を借りたりします。これらは「泣き落とし」と呼ばれる手口です。
今回はホストと客という関係ではなかったようですが、ホストという性格上、付き合いの中にも似通った行動があったのかもしれません。
事件の影響と反応
この事件は、ホスト業界のみならず、ライブ配信アプリやSNSなどのインターネットの影響も考えさせられます。ライブ配信アプリやSNSは、人と人とのコミュニケーションや交流の手段として便利ですが、同時に危険な側面もあります。ライブ配信アプリやSNSでは、自分の素顔や本音を隠して、別人のように振る舞うことができます。また、相手の素性や本心を知ることが難しいこともあります。このように、ライブ配信アプリやSNSは、人と人との距離感や信頼感をゆがめることがあります。
この事件に対して、ネット上では様々な反応がありました。一部の人は、女に同情したり、男を非難したりしました。しかし、多くの人は、女も男もどちらも悪いという意見でした。また、ホスト業界やライブ配信アプリに対して批判的な声も多くありました。以下は、ネット上のコメントの一部です。
- 「女は可哀想だけど、自分で選んだ道だからな。男はクズだけど、ホストだから仕方ない。どっちもどっちだよ」
- 「ホストなんて金目当ての詐欺師だから信用しちゃダメだよ。女も馬鹿だけど、男も最低だよ」
- 「ライブ配信アプリなんて危ないと思ってた。本当の顔が見えないから、何でも言えるし、何でもできる。こんな事件が起きるのも当然だよ」
- 「ホスト業界もライブ配信アプリも、人間の弱さや欲望を利用する悪徳ビジネスだよ。こんなものにハマる人は、自分の人生を棒に振ってるよ」
- 「女も男も、自分の幸せを探してたんだろうけど、間違った方法で探してしまったんだよ。こんな悲しい結末にならないように、もっと自分を大切にしてほしいよ」
まとめ
東京・歌舞伎町でホストを刺した女性の動機とは？ 半年で1800万円を貢いだ激情と裏切り
- 2023年11月5日未明、歌舞伎町の路上で、ホストとみられる23歳の男性が20代の女性にカッターナイフで刺される事件が発生した。
- 女性は男性に半年で1800万円を貢いだと主張している。また、男性のせいで半年間、入院生活を送ったとも語っている。男性は女性に対して何らかの裏切り行為をしたとみられる。
- 男性と女性は「toU」というライブ配信アプリで知り合って付き合うようになったが、客とホストの関係ではなかった。男性は女性と付き合うようになって、いわゆるヒモ状態になっていた。女性は港区のキャバクラなどで働きながら相当な額を男性に貢いでいたと思われる。
- 女性は男性に対して、愛情や依存、恨みや怒りなどの複雑な感情を抱いていたのでしょう。自分の人生を狂わせられたと感じて、復讐のために刺したという可能性もあります。また、男性に対する執着心や所有欲から、他の女性との関係を許せなかったという可能性もあります。いずれにしても、女性は自分の幸せを探していたのかもしれませんが、間違った方法で探してしまったのか・・・。
コメント