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事件・事故

【愕然!】ソフトバンクの架空のシステム開発に出資させた詐欺、元幹部らの手口とは

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ソフトバンクの名前やロゴを悪用して、新しいシステム開発事業への出資を持ちかけた元幹部らが逮捕されました。被害者は、ソフトバンク本社の会議室で行われた説明会や、細かく作られた資料に騙されて、合わせて12億円を出資しました。しかし、その事業は存在せず、出資金はホストクラブや風俗店などに流れていたということです。この記事では、詐欺の手口と被害の実態、被害者の証言と心境、ソフトバンクの対応とコメント、警視庁の捜査の状況と今後の展開、ソフトバンクの信頼回復に向けた取り組みと課題について詳しくお伝えします。

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ソフトバンク詐欺事件

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ソフトバンク元幹部らが架空の投資話で12億円詐欺、本社の会議室で説明会も

詐欺の手口と被害の実態

ソフトバンクの元部長と元課長、アパレル会社元代表の3人が、ソフトバンクの携帯ショップのシステム改修事業を装って投資を募り、知人の会社から12億円をだまし取ったとして逮捕された事件について、詳しい手口と被害の実態が明らかになってきました。

警視庁によりますと、3人は昨年1月から3月にかけて、ソフトバンクの新しいシステム開発事業への出資を持ちかけました。この事業は、ソフトバンクの携帯ショップの店頭システムを改修するという架空のもの(「全チャネル統一ナレッジ管理システムプロジェクト」)で、出資先はこの事業を受けたという清水涼容疑者(47)が設立した会社でした。3人は、出資すれば出資額の20%を配当すると虚偽の説明をして、投資を募っていたということです。

3人は、参加人数延べ20人余りに話を信じ込ませるために、ソフトバンク本社の会議室で実際に資料を用いて説明会を開いたり、ソフトバンクの名前やロゴを無断で使用したり、実在する部署の部長と課長を名乗ったりしていたと言います。事件当時、清水涼容疑者と増田健吾容疑者(42)はソフトバンクの社員で、それぞれ事業統括部長と事業統括課長の肩書きを持っていました。森田真伍容疑者(41)は、アパレル会社の元代表で、ホストの経験もあるということです。

3人は、知人の30代男性が経営する2社から計12億円を7回にわたって振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。詐取した金の一部は、生活費や借金返済などに充てていたとみられます。

被害者の証言と心境

被害に遭った2社の代表の男性は、日本テレビの取材に応じて、事件の経緯や自分の心境を語りました。

男性は、最初に投資話を持ちかけてきたのは森田真伍容疑者だったと言います。森田真伍容疑者は、自分の知人で、ノリの良い兄ちゃんという印象だったと言います。男性は、森田真伍容疑者から「ソフトバンクの話が出てきて、すごい話があるよ。一回聞いてくれ」と誘われ、ソフトバンク本社の会議室で説明会に参加しました。

そこで、男性は清水涼容疑者と増田健吾疑者に会いました。清水涼容疑者と増田健吾疑者は、ソフトバンクの名刺を見せて、事業統括部長と事業統括課長と名乗りました。男性は、ソフトバンクのポジションの高い人間が喋っていると思って、信用しました。

説明会では、およそ90枚もの資料が用意されていて、ソフトバンクの新しいシステム開発事業の内容や高額な配当の見込みが詳しく説明されました。男性は、資料がしっかり作られていて、細かくやっていると感じました。また、清水涼容疑者と増田健吾容疑者は、自分の経歴や実績をアピールして、信頼できる人物だと印象付けました。

男性は、説明会の後に出資を決めました。最初は4000万円を出資しましたが、その後も3人からの要請に応じて、さらに出資を重ねました。男性は、出資金が返されると信じていましたが、配当金が支払われないことに不審を抱きました。男性は、ソフトバンクに問い合わせたところ、詐欺事件と判明しました。

男性は、自分が騙されたことにショックを受けました。男性は、「自分はバカだった。こんなことになるとは思わなかった。信じていたのに裏切られた。今は怒りと悲しみでいっぱいだ」と話しました。男性は、自分の会社にも大きな影響が出ていると言いました。男性は、「自分の会社は、この出資金がなくなったことで、経営が苦しくなった。社員や取引先にも迷惑をかけている。自分の責任だと思う」と話しました。男性は、自分の出資金が返ってくることを望んでいます。男性は、「自分の出資金は、自分の血と汗と涙の結晶だ。それを取り戻したい。3人には罪を償ってほしい」と話しました。

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ソフトバンクの対応とコメント

内部調査と懲戒解雇の経緯

ソフトバンクは、この詐欺事件に関与した3人の元社員に対して、厳正な対応を行ったことを明らかにしました。

ソフトバンク広報本部によりますと、昨年10月に被害に遭った2社の代表から連絡を受けたことをきっかけに、内部調査を開始しました。その結果、3人が関与した事業は存在しないことや、ソフトバンクの名前やロゴを無断で使用したこと、本社の会議室を借りて説明会を開いたことなどが判明しました。

ソフトバンクは、3人の行為を極めて悪質なものと判断し、同年11月に3人を懲戒解雇としました。また、被害に遭った2社の代表と協議の上、今年7月に警視庁に告発しました。

警視庁への告発と協力の表明

ソフトバンクは、この詐欺事件を重大な事案と受け止め、捜査に全面的に協力していくとコメントしました。

ソフトバンク広報本部は、「当社の名前を悪用した詐欺事件について、被害者の方々には心からお詫び申し上げます。当社は、この事件に関与した元社員に対して、厳正な処分を行いました。また、被害者の方々と連携して、警視庁に告発しました。当社は、引き続き捜査に協力していきます」と話しました。

ソフトバンク広報本部は、この事件によって、ソフトバンクの信頼が失墜したことを認めました。ソフトバンク広報本部は、「当社は、この事件を教訓として、社内のコンプライアンスの強化と教育の徹底を行っていきます。また、顧客や株主、社会に対して、説明責任を果たし、信頼回復に努めていきます」と話しました。

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警視庁の捜査の状況と今後の展開

他の被害者や関与者の存在の可能性

警視庁捜査2課は、この詐欺事件について、3人の容疑者以外にも被害者や関与者がいると見て、捜査を広げています。

警視庁によりますと、3人の容疑者は、知人の会社役員や経営者などに対して、同様の投資話を持ちかけていたということです。警視庁は、これまでに約10人の被害者から事情を聴いており、被害総額は約13億円に上ると見ています。警視庁は、被害者の範囲がさらに広がる可能性があると考えています。

また、警視庁は、3人の容疑者が、ソフトバンクの社内や外部の人物と共謀していた可能性も捜査しています。警視庁は、3人の容疑者が、ソフトバンク本社の会議室を借りたり、ソフトバンクの名前やロゴを使用したりする際に、他の関与者の協力を得ていたとみています。警視庁は、関与者の特定や逮捕を進めています。

3人の動機と金の流れの解明

警視庁は、3人の容疑者が、なぜ詐欺を行ったのか、詐取した金はどこに消えたのか、などの動機と金の流れを詳しく調べる方針です。

警視庁によりますと、3人の容疑者は、事件について一貫して否認しており、動機については明らかにしていません。警視庁は、3人の容疑者が、生活苦や借金などの金銭的な理由で詐欺を行ったとみています。警視庁は、3人の容疑者の銀行口座や資産状況などを調べています。

また、警視庁は、詐取した金の一部が、ホストクラブや風俗店などに流れているとみています。警視庁は、森田容疑者が、ホストの経験があることや、アパレル会社の元代表であることから、夜の街に関係する人物とのつながりがあると見ています。警視庁は、詐取した金の使途や分配の仕方などを追及しています。

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ソフトバンクの信頼回復に向けた取り組みと課題

社内のコンプライアンスの強化と教育の徹底

ソフトバンクは、この詐欺事件を教訓として、社内のコンプライアンスの強化と教育の徹底を行っていくことを表明しました。

ソフトバンク広報本部によりますと、3人の元社員が、ソフトバンクの名前やロゴを無断で使用したり、本社の会議室を借りたりする際に、社内の承認や管理のルールを破っていたということです。ソフトバンクは、このような不正行為を防ぐために、社内のコンプライアンスの基準や手続きを見直し、厳格に適用していくと言います。また、ソフトバンクは、社員に対して、コンプライアンスの意識を高める教育や研修を実施していくと言います。

ソフトバンク広報本部は、「当社は、この事件を深く反省し、社内のコンプライアンスの強化と教育の徹底を行っていきます。当社は、社会の期待に応えるべく、正しい企業活動を行っていきます」と話しました。

顧客や株主への説明責任と信頼回復の方策

ソフトバンクは、この詐欺事件によって、顧客や株主、社会の信頼を失ったことを認め、説明責任を果たし、信頼回復に努めていくことを表明しました。

ソフトバンク広報本部によりますと、ソフトバンクは、この事件に関する情報を、顧客や株主、社会に対して、適切に開示していくと言います。ソフトバンクは、この事件によって、顧客や株主の利益に影響が出ないように、事業の安定的な運営を継続していくと言います。また、ソフトバンクは、この事件によって、社会の信頼を損なったことを謝罪し、信頼回復のために、社会貢献活動やイノベーションの創出などに取り組んでいくと言います。

また、「当社は、この事件によって、顧客や株主、社会の信頼を大きく失いました。当社は、説明責任を果たし、信頼回復に努めていきます。当社は、社会に貢献する企業として、情報通信技術の発展に貢献していきます」と話しました。

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(追記)TKO木本武宏と森田真伍容疑者の関係

この投資詐欺事件で、芸人TKO木本武宏(52)と森田真伍容疑者(41)の関係が判明しました。森田容疑者は今回の詐欺事件の首謀者の一人であると同時に、TKO木本に出資を持ちかけた一人でした。

詳細な捜査から、森田真伍容疑者はソフトバンクへの投資を計画し、同社社員2人に協力を依頼したとみられています。詐取金の大部分は森田真伍容疑者に渡り、借金返済などに使われたと報じられています。TKO木本は捜査関係者によると、まだ被害届を出していないとのことです。

TKO木本の投資トラブルは、昨年7月に発覚し、彼が数億円以上の出資を行ったことが明らかになりました。しかし返金はほとんどされず、一部の返済計画が届けられたものの進展していないとされています。この逮捕がTKO木本のトラブル解決にどのように影響するかはまだ不透明です。

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