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【がっちりマンデー】阿部幸製菓の柿の種オイル漬け「新潟銘菓が大変身」100万個突破の秘密

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日本の観光業が活況を呈する中、お土産ビジネスも進化を続けています。2025年4月6日に放送されたTBS系「がっちりマンデー!!」では、そんなお土産ビジネスの最前線が紹介されました。今回は、特に注目を集めた新潟県の老舗米菓メーカー「阿部幸製菓」の革新的な商品「柿の種オイル漬け」について詳しくご紹介します。

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阿部幸製菓の柿の種オイル漬けがTBS「がっちりマンデー」で話題に

2025年4月6日に放送されたTBS系列の人気経済番組「がっちりマンデー!!」では、「儲かるお土産ビジネス」をテーマに様々なヒット商品が紹介されました。MC加藤浩次さんと進藤晶子さん、スタジオゲストに坂口孝則さんと丸山桂里奈さんを迎え、日本各地の魅力的なお土産ビジネスを紹介する内容となっていました。

番組内で特に注目を集めたのが、新潟県小千谷市に本社を構える「阿部幸製菓」の「柿の種オイル漬け」です。この商品は、従来の柿の種を大胆にアレンジした新感覚のお土産として、放送内で加藤浩次さんも「これやったわ社長」と絶賛するほどの評価を得ていました。

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柿の種のオイル漬け にんにくラー油                                 (引用:「がっちりマンデー」より)

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新潟銘菓「柿の種」とは?老舗メーカー阿部幸製菓の歴史

「柿の種」は新潟県を代表する米菓の一つで、その独特の形状と風味から多くの人に愛されている日本の伝統的なおやつです。阿部幸製菓は創業126年という歴史を持つ老舗メーカーで、年間売上は90億円を誇る米菓業界の大手企業です。

番組内で紹介されたように、柿の種はもともとおつまみやお茶うけとして親しまれてきました。しかし、ただのスナック菓子としてだけでなく、新たな魅力を引き出す取り組みが始まったのです。

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柿の種オイル漬けの誕生秘話~広野剛士が開発したアイデアの源泉

「柿の種オイル漬け」の開発は、約10年前に遡ります。当時、阿部幸製菓の開発担当である広野剛士さんは、柿の種の生産量が落ち込んでいることに危機感を抱いていました。何とか柿の種を使う機会を増やせないか、特に「ご飯の上に柿の種を乗せられないか」という発想からこの商品開発は始まったのです。

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阿部幸製菓 開発担当の広野剛士さん                    (引用:「がっちりマンデー」より)

きっかけとなったのは、社内での何気ない会話でした。「うちの社長が柿の種をカレーに混ぜて食べている」という情報を聞いた広野さんは、「柿の種を何かに混ぜたら美味しいご飯のおかずになるかも」とひらめいたのです。

最初は柿の種を海苔の佃煮やなめたけと組み合わせる試みが行われましたが、大きな問題に直面しました。これらの水分を含む食品と混ぜると、柿の種の命ともいえるサクサク感が失われてしまうのです。しかし、ダメ元で試してみたラー油との組み合わせが思わぬ成功を収めました。

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驚きの特徴!柿の種オイル漬けがサクサク食感を保つ理由

「柿の種オイル漬け」の最大の特徴は、ラー油に漬けても柿の種のサクサク感が長期間保たれるという点です。広野さんによると、ラー油の油は柿の種に染み込まず、その表面をコーティングするように覆うため、空気中の湿気を防ぐことができるのだそうです。

このため、1年間ラー油に漬けたままでも柿の種はふにゃふにゃにならず、まるで開けたてのせんべいのようなサクサク感を維持できるのです。これが、初めて食べた人が「本当に開けたてせんべいだよ」と驚くほどの食感を生み出しています。

また、見た目にもこだわりがあります。瓶に詰める際には、ラー油の具材、柿の種、ラー油という順番で3回に分けて入れることで、美しい三層構造を作り出しています。これにより、お土産としての見栄えもよく、贈り物としても喜ばれる商品になりました。

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阿部幸製菓の柿の種オイル漬け、売上100万個突破の要因を徹底分析

「柿の種オイル漬け」は、2018年の発売開始以来、新潟のお土産として大ヒットし、売上は100万本を突破しました。1つ972円という価格設定を考えると、およそ9億円の売上を生み出した計算になります。

この大ヒットの要因として考えられるのは、以下の点です。

  1. 新しさと珍しさ – 従来の柿の種とは一線を画す新しいアプローチが、消費者の好奇心を刺激しています。「ちょっと変わったものは買いたくなる」という買い物心理に訴える商品となっています。
  2. 汎用性の高さ – そのままでも美味しく、ご飯にかけても楽しめるという使い方の多様性も人気の理由です。
  3. 味と食感のバランス – ピリ辛のラー油と柿の種の相性の良さ、そして何より長期保存してもサクサク感が保たれるという特徴が口コミで広がりました。
  4. ギフト性の高さ – JR新潟駅や新潟空港のお土産ショップ、新潟県のアンテナショップなどで目立つように陳列されており、新潟土産として認知されています。
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人気のバリエーション~カレー味からチョコレート味まで進化する柿の種

柿の種オイル漬けの成功を受けて、阿部幸製菓は商品のバリエーション展開にも積極的です。番組内で紹介されたのは、2025年3月に発売されたばかりの「カレー味」で、これはスタジオでの試食でも「これうめぇは」「美味しい」と高評価を得ていました。

カレー味は、カレーからきちんと作り、その中にオイルと柿の種が入っている本格的な味わいが特徴です。カリカリとした食感と相まって、独特の美味しさを生み出しています。

また、阿部幸製菓ではさらなる商品開発も進行中で、チョコレート味の開発も行われていることが番組内で紹介されました。阿部幸明社長も「これめっちゃ美味い」と太鼓判を押すほどの出来栄えだったようです。

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阿部幸製菓の阿部幸明社長                              (引用:「がっちりマンデー」より)

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阿部幸明社長と東達郎が挑む新たな開発「パンに塗る柿の種」の可能性

阿部幸製菓は新たな市場開拓にも意欲的です。番組内では開発担当の東達郎さんが「パンに塗る柿の種オイル漬けの新しい商品」を提案している様子が紹介されました。

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阿部幸製菓 開発担当の東達郎さん                   (引用:「がっちりマンデー」より)

この新製品は、従来のご飯派だけでなく、パン派の消費者にも柿の種の魅力を届けるという新たな試みです。阿部幸明社長も「これめっちゃ美味い」「これうまいわ~」と絶賛しており、今後の展開が期待されます。

この取り組みは、日本の食生活の多様化に対応する戦略として注目されます。従来の米食文化だけでなく、パン食の習慣を持つ消費者層にもアプローチすることで、柿の種の新たな可能性を模索しているのです。

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まとめ:がっちりマンデーが注目した柿の種オイル漬けの今後の展望

「がっちりマンデー!!」で紹介された阿部幸製菓の「柿の種オイル漬け」は、伝統的な日本のおやつである柿の種に新たな価値を吹き込んだ革新的な商品です。100万個以上を売り上げるヒット商品となった背景には、開発担当広野剛士さんのアイデアと試行錯誤、そして阿部幸明社長をはじめとする会社全体の挑戦する姿勢がありました。

カレー味やチョコレート味などの新しいバリエーション、そしてパンに塗る新商品の開発など、阿部幸製菓は柿の種の可能性をさらに広げようとしています。新潟銘菓の新たな楽しみ方を提案し続ける同社の今後の展開にも注目していきたいところです。

番組内で加藤浩次さんが感心したように、伝統を守りながらも革新を恐れない姿勢が、お土産ビジネスでの成功につながっていると言えるでしょう。日本の食文化の豊かさを再認識させてくれる素晴らしい事例として、この柿の種オイル漬けのさらなる発展が期待されます。

※記事内の情報は2025年4月6日放送のTBS系「がっちりマンデー!!」の内容に基づいています。

阿部幸製菓のHPはこちら

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