茨城県に、「ディズニーランド」になぞらえられる巨大ホームセンターがあるのをご存知でしょうか。2025年2月2日放送のTBS系列「がっちりマンデー!!」で紹介された、県民から愛されるジョイフル本田の魅力に迫ります。
ジョイフル本田が「茨城のディズニー」と呼ばれる理由とは
茨城県民から「茨城のディズニー」と呼ばれるジョイフル本田。その理由は、単なるホームセンターの枠を超えた”テーマパーク的な要素”にあります。特に、ひたちなか店では、家族で一日中楽しめる施設として多くの県民に親しまれています。敷地内には、ホームセンターだけでなく、スーパー、ユニクロ、ファミレス(ココス)、回転寿司(はま寿司)、さらには映画館まで併設。まさに、一日中楽しめる複合型の商業施設として機能しているのです。
圧倒的な規模を誇るジョイフル本田の店舗展開
ジョイフル本田は、関東を中心に17店舗を展開し、そのうち茨城県内には4店舗を構えています。特筆すべきは、その規模の大きさです。
茨城県内の店舗を東京ドームと比較した規模:
- ニューポートひたちなか店:東京ドーム約5.1個分
- 守谷店:東京ドーム約2.3個分
- 荒川沖店:東京ドーム約2.2個分
- 古河店:東京ドーム約1個分
驚愕の品揃え!商品数30万点以上を誇るホームセンターの実態
ジョイフル本田の特徴は、その圧倒的な品揃えにあります。商品数はなんと30万点以上。例えば、ドアノブだけでも100種類近くを取り揃え、お風呂のリフォームでは実物展示によるショールーム形式を採用しています。カタログではなく、実物で商品を確認できる点が、多くの顧客から支持されている理由の一つです。
テーマパークのような1日楽しめる施設の全容
「半日は楽しめる」というお客様の声が示すように、ジョイフル本田は買い物だけでなく、レジャー施設としての側面も持ち合わせています。食事、買い物、映画鑑賞と、家族で一日中楽しめる施設となっており、まさにテーマパークのような体験を提供しています。
ジョイフル本田を中心に発展する「ジョイフルタウン」の実態
特筆すべきは、ジョイフル本田を中心とした街づくり「ジョイフルタウン」の形成です。ジョイフル本田の出店を契機に、周辺にケーズデンキやコストコ、東京インテリアなどの大型店舗が進出。さらには新興住宅地の開発も進み、新しい街が形成されています。バス路線の新設など、公共交通機関の整備にも影響を与えており、地域発展の核としての役割を果たしています。
注目のリフォーム事業で実現する低価格サービス
ジョイフル本田は、通常のホームセンター事業の枠を超え、リフォーム事業にも注力しています。カーポートや門柱、植栽など、外構工事を含む総合的なリフォームサービスを提供。大量仕入れによるスケールメリットを活かし、他社と比べて大幅なコストダウンを実現しています。顧客からは「他社の半額程度」という声も聞かれ、高品質な施工と合わせて好評を博しています。
まとめ:茨城が誇る巨大ホームセンターの魅力
ジョイフル本田は、年間売上1200億円を誇る大型ホームセンターチェーンとして成長を続けています。単なる買い物の場としてだけでなく、レジャー施設としての機能も備え、さらには街づくりの中核を担うまでに発展。「茨城のディズニー」という愛称にふさわしい、複合型商業施設として、地域に根付いた存在となっています。
経済アナリストの森永卓郎氏も「これが地方創生の一つの鍵になるかもしれない」と評価するように、ジョイフル本田の存在は、単なるホームセンターの枠を超え、地域活性化のモデルケースとしても注目されています。
※本記事は、2025年2月2日放送(TBS系)の「がっちりマンデー!!」を参照しています。
【追悼のお知らせ】
本放送に出演されていた経済アナリストの森永卓郎さんが、2025年1月28日にご逝去されました。本記事で参照した2月2日放送回は、森永さんが1月24日にTBS赤坂スタジオで収録されたものでした。森永さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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