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テレビ番組・情報

【がっちりマンデー】JRCのコンベヤローラーで「上場を実現」浜口稔社長の秘策

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「がっちりマンデー!」(2024年6月23日放送-TBS系)で話題のJRC。コンベヤローラーで業界をリードし、上場を果たした秘訣とは?浜口稔社長が語る成長戦略と、独自技術「ラビリンスシール」の魅力に迫ります。国内シェア52%を誇るJRCの競争力の源泉と、グローバル展開の可能性を探ることで、日本のものづくりの底力を再確認できます。産業機器の未来を切り開くJRCの挑戦をご紹介します。

 

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JRC上場の秘密:屋外用コンベヤローラーで業界をリード

2024年6月23日放送のTBS系「がっちりマンデー!!」で注目を集めたのが、株式会社JRC(ジェイアールシー)です。同社は2023年8月に東証グロース市場に上場を果たしました。その成功の鍵となったのが、屋外用ベルトコンベヤのローラー製造における圧倒的な技術力と市場シェアです。

JRCは、製鉄所や採掘場、工事現場などで使用される屋外用ベルトコンベヤのローラーを専門に製造しています。一見マニアックな分野に思えますが、その売上高は95億円に達し、国内シェアは52%と業界トップを誇ります。この強みが評価され、上場への道が開かれたのです。

 

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浜口稔社長が語る、JRCの成長戦略と上場への道のり

JRCの浜口稔社長は、上場を機に会社がどのように変化したかを語りました。「上場記念パーティーを開催し、社員の皆さんと喜びを分かち合いました」と、上場の恩恵を実感している様子がうかがえます。

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㈱JRCの浜口稔社長(引用:「がっちりマンデー!」より)

浜口社長は、JRCの成長戦略について「屋外用ベルトコンベヤのローラーに特化することで、高い技術力と品質を実現し、顧客の信頼を獲得してきました。今後は海外展開にも注力し、北米やインドネシアなどからの注文も増えています」と語りました。

 

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コンベヤローラーの革新:ラビリンスシールの技術力

JRCの成功を支える技術の一つが、「ラビリンスシール」です。製造担当の佐藤嘉宰本部長は、「ラビリンスシールは、ローラーの中にゴミが入らないようにカバーする部品です。その構造が迷路のように複雑になっているため、この名称がつけられました」と説明します。

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JRCのラビリンスシール(引用:「がっちりマンデー!」より)

この技術により、屋外の厳しい環境下でも、ローラーの寿命を大幅に延ばすことに成功しています。開発には3億円もの投資が行われ、その成果は顧客からの高い評価につながっています。

 

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採石場での実績:甲州砕石株式会社での導入事例

JRCのローラーの実力を示す好例が、山梨県大月市にある甲州砕石株式会社での導入事例です。同社の初狩鉱業所長である宮咲憲峰さんは、「当社では全長2.5キロにわたるベルトコンベアに、JRCのローラーを合計1万本使用しています」と語ります。

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甲州砕石㈱の宮咲憲峰所長(引用:「がっちりマンデー!」より)

宮咲所長は、JRCのローラーの優位性について「以前使用していたものと比べて、ローラーの寿命が約1.2倍に延びました」と評価しています。この耐久性の向上が、採石場のような過酷な環境下での作業効率向上に大きく貢献しているのです。

 

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JRCの独自技術:ダンゴレスローラーの開発秘話

JRCが誇る独自技術の一つが「ダンゴレスローラー」です。通常のローラーでは、土などを運ぶと固まってしまい、バームクーヘンのようにローラーにくっついてしまう問題がありました。

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ダンゴレスローラーを開発した佐藤嘉宰本部長              (引用:「がっちりマンデー!」より)

この課題を解決するため、JRCはローラー表面にゴムを取り付けるという画期的な方法を考案しました。ゴムの反発力により、ベルトとの接触時にゴミがローラーに付着しにくくなるのです。

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泥や土などのゴミが付かないダンゴレスローラー              (引用:「がっちりマンデー!」より)

佐藤本部長は、「この技術は山形工場長と共同で開発しました。自信を持ってお勧めできる製品です」と胸を張ります。

 

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製造本部長・佐藤嘉宰が明かす品質管理のこだわり

JRCの製品の高い信頼性を支えているのが、徹底した品質管理です。佐藤本部長は、「ローラーは毎日数十万回転するため、回転の振れが寿命に大きく影響します」と説明します。

そのため、JRCではローラーの軸を0.01mm単位で検査し、超高精度な真直度を実現しています。この徹底したこだわりが、JRCのローラーの長寿命化につながっているのです。

 

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国内シェア52%を誇るJRCの競争力の源泉

JRCが屋外用ベルトコンベヤローラー市場で52%という圧倒的なシェアを獲得できた理由は、その技術力と品質管理にあります。年間100万本以上を販売するJRCのローラーは、顧客から高い信頼を得ています。

東洋経済新報社の田北浩章社長は、「JRCのビジネスモデルの強みは、定期的な部品交換需要があることです。寿命が延びても、結果的に長期的な収益につながっています」と分析しています。

 

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グローバル展開:JRCコンベヤローラーの海外進出

JRCは国内市場での成功を足がかりに、海外展開も積極的に進めています。浜口社長は「北米やインドネシアなどからの注文が増えています」と語り、グローバル市場での成長に自信を示しました。

海外の採石場や鉱山では、日本以上に過酷な環境下でベルトコンベアが使用されることが多く、JRCの高耐久性ローラーの需要は高まっています。この海外展開が、今後のJRCの成長をさらに加速させると期待されています。

 

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まとめ:JRCの技術革新が切り開く産業機器の未来

JRCの成功事例は、ニッチな市場でも高い技術力と品質管理によって大きな成功を収められることを示しています。コンベヤローラーという一見地味な製品ですが、その技術革新が日本の産業全体の効率化に貢献しているのです。

浜口社長の言葉「海外からの注文も増えている」が示すように、JRCの成長はまだ続きそうです。今後も技術革新を続け、グローバル市場でさらなる飛躍を遂げることが期待されます。JRCの挑戦は、日本のものづくりの底力を世界に示す好例となるでしょう。

株式会社JRCのHPはこちら

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