いよいよパリオリンピック2024開催も目前です。
競輪ファンとしては、自転車競技にはどんな種類があるのか、それぐらいは知っておこうと思いましたので、 調べてみました。
オリンピックの自転車(Cycling)種目としては、大きく分けて、
トラックレース、ロードレース、マウンテンバイク、BMXの4種類があり、
そのなかでも公営の「競輪」に近い?トラックレースは以下の6種類あります。
また、競技の日程なども決まってきましたので記しておきます。
個人スプリント
トラック3周を1対1で戦い、先着を競う種目。
予選は、助走をつけてスタートする200mのタイムトライアル。
本線では、1対1のトーナメント方式で、勝者が決まる。
チームパシュート(団体追い抜き)
4人1組の2チーム対抗で、相手チームを追いつくか、先着ゴールを競う種目。
4人が同時にスタートして、先頭交代を繰り返しながらスピードを維持して3人目の完走タイムが チームの最終タイム。
予選は勝ち上がりのタイムトライアル。決勝と順位決定戦は、チームがホームとバックに分かれ同時に スタートし、先にゴール到達するか、レース途中で相手チームに追いつけば勝ちとなる。
ケイリン
日本発祥のケイリン。7人(7車立て)が、トラック6周で、先着ゴールを競うレース。
今まさに日本で行われている「競輪」(7車立て)のラインを組まないレースとほぼ同様。
チームスプリント
男子は1チーム3人で3周、女子は1チーム2人で2週を走り、最終選手のゴール到達時タイムを競うレース。
スタートは同チーム選手が横一線にならび、同時にスタート。一人1周ずつ先頭を走り、1周ごとに先頭は離脱し、最後の選手がゴールラインを目指します。
オムニアム(トラック複合)
以下の4種のレースの総合成績を競うレース。
4種のレースとは、
第1種目.スクラッチ
多数の選手で既定の距離を走り、着順を競うレース。
第2種目.テンポレース
周回ごとに先頭選手にポイントが入るレース。
また集団を1周追い抜いた場合は高ポイントが加算。最終的なポイントで順位が決定される。
第3種目.エリミネーション
2周回ごとに最下位の選手が脱落除外されるサバイバルレース。
第4種目.ポイントレース
中間ポイントを獲得しながら30km前後を走りポイントを競うレース。
これまで3種目で獲得した総合ポイントを持ち点としてスタートし、
男子は10周、女子は8周ごとのスプリント周回で、種目の着順ごとにポイントを獲得する。
最終的にレースで得たポイントが持ち点に加算され総合得点が最も高かった選手がこの種目の勝者となります。
マディソン(新種目)
2人1組でペアを組み、レース中に選手が交代しながら規定距離を走り、獲得したポイントを競うレース。
また選手交代時は選手の体に触って交代することが必要。
ポイント獲得には、以下の方法がある。
①既定のスプリント周回で4着以内に入る。
②最終スプリント周回では通常ポイント2倍。
③メイン集団から抜け出し再び集団に追いつく。
競技日程一覧(トラック限定)
コメント