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【がっちりマンデー】地元乳業「白バラ牛乳」大山乳業「年商160億円の秘密」

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2025年6月1日に放送されたTBS系「がっちりマンデー!!」では、「儲かる!地元乳業!」をテーマに全国の地域で愛される乳業メーカーが特集されました。その中でも特に注目を集めたのが、鳥取県の「白バラ牛乳」を手がける大山乳業農業協同組合です。年商160億円という驚異的な売上を誇る白バラ牛乳の成功の秘密に迫ります。

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がっちりマンデーで特集!鳥取県「白バラ牛乳」の地元乳業

「世界牛乳の日」である6月1日の放送にふさわしく、がっちりマンデーで紹介された白バラ牛乳は、鳥取県民にとってまさに「ソウルミルク」と呼ばれる存在です。地元の小学校では給食に採用され、スーパーでは大手メーカーの牛乳と並んで堂々と売り場を占拠しています。

番組に出演した地元の子供たちは「白バラ牛乳は鳥取砂丘の次くらいに有名」と答えるほど、県民に愛され続けています。この白バラ牛乳を生産しているのが、鳥取県東伯郡琴浦町に本所を置く大山乳業農業協同組合です。

白バラ牛乳の特徴は、甘いのにさっぱりとした後味で非常に飲みやすいという点にあります。番組で試飲したハリセンボンの箕輪はるかさんも「クリーミーでコクを感じるのに、後味が良くてすっきりしている」と絶賛していました。

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大山乳業協同組合とは?白バラ牛乳を手がける組織の全貌

大山乳業農業協同組合は、今から79年前の1946年頃に大山エリアを中心とした酪農家たちが「自分たちで作って自分たちで売りたい」という思いから結成された組織です。現在の代表理事組合長である小前孝夫氏も本業は酪農家で、生産者の立場から組合を率いています。

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大山乳業農業協同組合(引用:「がっちりマンデー」より)

この組合の最大の特徴は、鳥取県内の全ての酪農家が組合員となっている点です。つまり、鳥取県で生産される生乳は全て大山乳業農協に集められ、白バラブランドとして製品化されています。これは全国でも稀な体制で、生産から販売まで一貫したシステムを構築しています。

組合は牛乳だけでなく、白バラコーヒーや白バラフルーツなどの乳飲料、白バラアイス、白バラヨーグルト、さらには白バラシュークリームやロールケーキまで幅広い商品ラインナップを展開しています。

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白バラ牛乳 シュークリームとロールケーキ                              (引用:「がっちりマンデー」より)

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年商160億円の秘密!白バラ牛乳が愛される理由

小前組合長によると、白バラ牛乳だけで年間約1600万本、売上20億円を誇り、アイスやヨーグルトなども含めた全体の年商は約160億円に達しています。この驚異的な数字を支える要因の一つが、鳥取県の地理的優位性です。

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大山乳業農業協同組合の小前孝夫組合長                        (引用:「がっちりマンデー」より)

鳥取県は全国で41番目という小さな面積の県であるため、県内の牧場から工場まで2時間以内で新鮮な生乳を届けることができます。さらに、県内の店舗なら2〜3日という速さで売り場に並ぶため、とにかく新鮮さが保たれているのです。

また、「白バラ」という名前の由来にも組合のこだわりが表れています。白いバラの花言葉である「正直」「純粋」「私はあなたにふさわしい」という意味を込めて命名されており、真っ白な牛乳のイメージにぴったりのネーミングです。

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牛の健康診断で品質管理!大山乳業の独自システム

白バラ牛乳の美味しさの最大の秘密は、徹底的な牛の健康管理システムにあります。大山乳業協同組合酪農指導部の今吉正登氏が中心となって、県内全ての牧場の牛を対象とした健康診断を実施しています。

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大山乳業 酪農指導部の今吉正登さん                                (引用:「がっちりマンデー」より)

 

具体的には、体細胞数という指標をチェックして、体調の良くない牛を早期に発見します。体調が悪い牛の乳は苦みやえぐみが出てしまい、牛乳の味を損なってしまうためです。番組で紹介された西谷牧場の経営主である西谷拓実氏も「調子の悪い牛から悪い乳を絞らないようにしている」と語っています。

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西谷牧場の西谷拓実さん                                         (引用:「がっちりマンデー」より)

この健康管理システムは月1回の定期検診に加え、体調が悪そうな時はすぐに検査を行うという徹底ぶりです。全国的に牛の健康診断実施率は約6割と言われる中、鳥取県では99%という驚異的な数値を達成しています。この徹底した健康管理により、美味しい乳だけで白バラ牛乳を製造しているのです。

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小前孝夫組合長が語る「白バラ」ブランドへのこだわり

番組に出演した小前孝夫組合長は、99%の実施率について「高齢の方もいらっしゃって、どうしても手間暇かかりますが、ほぼほぼ全頭やっています」と正直に説明しました。この誠実な姿勢こそが、白バラの花言葉である「正直」そのものを体現しています。

小前組合長のこうした品質への妥協なき姿勢が、白バラ牛乳の高い品質と県民からの信頼を支えています。

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まとめ

がっちりマンデーで特集された白バラ牛乳の成功要因は、鳥取県の地理的優位性を活かした新鮮さ、99%という驚異的な牛の健康診断実施率、そして生産者の顔が見える一貫したシステムにあります。小前孝夫組合長をはじめとする関係者の「正直」で「純粋」な取り組みが、年商160億円という数字に結実しているのです。

大山乳業農業協同組合の事例は、地域密着型の乳業経営がいかに成功を収めうるかを示す好例と言えるでしょう。今吉正登氏や西谷拓実氏のような現場スタッフの地道な努力と、最新の品質管理システムの融合が、鳥取県民のソウルミルクを支え続けています。

 

※ 本記事は、2025年6月1日に放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。

※ 大山乳業農業協同組合のHPはこちら

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