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【がっちりマンデー】丸紅木材「1人2億円」の秘密はLVLと一人何役

【がっちりマンデー】丸紅木材「1人2億円」の秘密はLVLと一人何役 gacchiri-marubeni-mokuzai-lvl
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「がっちりマンデーで紹介された丸紅木材って、どんな会社?」と気になった方も多いのではないでしょうか。丸紅木材は、社員29人で売上約57億円、1人あたり約2億円を稼ぐ大阪の木材商社です。この記事では、儲かりの柱である「LVL」の正体と、営業も事務も一人何役もこなす独自の働き方を、番組の内容をもとにわかりやすく解説します。読み終えるころには、少人数で大きく稼ぐ会社の共通点が見えてくるはずです。

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がっちりマンデーで話題の丸紅木材とは?商社「丸紅」とは無関係の木材商社

2026年10月11日放送の「がっちりマンデー!!」(TBS系)は、「社員が1人、億以上稼ぐ会社!」という新企画でした。会社の売上を社員数で割り、1人あたり1億円以上稼いでいる会社を探すという、シンプルですが面白い切り口です。

最初に登場したのが、大阪市のオフィス街に本社を構える丸紅木材です。社名を聞くと、多くの方が大手総合商社の「丸紅」を思い浮かべるでしょう。しかし番組によれば、丸紅とはまったく関係がない会社です。スタジオのヒロミさんも「丸紅、関係ないんだ」と驚いていました。

清水文孝社長の説明では、事業は「木材を輸入して国内で販売したり、日本の木材を海外へ輸出したりする、貿易が中心の会社」です。中国やベトナムの自社工場で製材した木材を日本に輸入し、ハウスメーカーなどに販売しています。

清水文孝

丸紅木材の清水文孝社長                                           (引用:「がっちりマンデー」より)

一見すると地味な木材商社ですが、その中身は驚くほど効率的でした。

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丸紅木材の売上は約57億円!社員29人で1人あたり約2億円

番組で明かされた数字は次のとおりです。

  • 年間売上:約57.74億円
  • 社員数:29名
  • 社員1人あたりの売上:約1.99億円

つまり、社員1人あたり約2億円を売り上げている計算です。清水社長があまりにさらっと答えたため、加藤浩次さんが「さらっと言ったけど」と2回もツッコんでいたのが印象的でした。

番組冒頭では、経済アナリストの森永康平さんが「労働生産性」について解説しました。日本は昔から労働生産性が低い国と言われており、日本生産性本部の「労働生産性の国際比較2025」では、日本の時間当たり労働生産性はOECD加盟38か国中28位です。森永さんは、成果よりも「どれだけ長く働いたか」を評価してきた日本の風土を指摘していました。

そんな中で1人2億円を稼ぐ丸紅木材は、まさに「少数精鋭」のお手本と言えそうです。

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事業はLVLと国産材の2つだけ|丸紅木材の「選択と集中」

丸紅木材が稼げる最大の理由について、清水社長はこう語りました。

「国産材の事業か、LVLの事業か、もうこの2種類しかない。それ以外のものは何もやってない」

木材商社というと、さまざまな樹種や製品を幅広く扱うイメージがあります。しかし丸紅木材は、扱う商材を思い切って2つに絞り込んでいます。番組ではこれを「選択と集中」と表現していました。

個人的には、この「やらないことを決める勇気」こそが一番の強さだと感じます。手を広げれば売上が増えるように見えますが、人手もノウハウも分散してしまいます。29人という規模で2億円ずつ稼ぐには、少人数で回せて利益が出るビジネスに力を集中するしかありません。言葉にすると簡単ですが、実行できる会社は多くないはずです。

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LVLとは?かつら剥きで作る頑丈な木材をわかりやすく解説

では、丸紅木材の主力商品である「LVL」とは、どんな木材なのでしょうか。

LVLは「ラミネーテッド・ベニア・ランバー(Laminated Veneer Lumber)」の略で、日本語では「単板積層材」と呼ばれます。番組では、大阪市住之江区の倉庫に積まれたLVLが紹介されました。断面をよく見ると、何層にも重なった構造になっています。

LVL

LVL(引用:「がっちりマンデー」より)

作り方は次のとおりです。

  1. ポプラなどの丸太を、大根のかつら剥きのように厚さ約2mmの薄い板(単板)に剥く
  2. その単板を何枚も重ねる
  3. ぎゅっと圧着して1本の木材にする

スタジオでは「合板に見える」という声も上がりました。合板は単板の繊維方向を交互に直交させて重ねるのに対し、LVLは繊維方向をそろえて重ねるのが特徴です。そのため、長さ方向に強いという性質があります。

番組によれば、LVLは頑丈で加工しやすいことから、国内の大手ハウスメーカーなどが家の柱・天井・階段に採用している人気の木材です。私たちが暮らす住宅のどこかにも、丸紅木材のLVLが使われているかもしれません。

成長の早い植林木を無駄なく使えて、品質も安定している。地味に見えて、実は時代に合った木材だと感じました。

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営業が品質チェックも仕入れも!丸紅木材の「一人何役」マルチプレイ

「選択と集中」だけでは、29人で57億円を売り上げる理由として少し足りません。番組が注目したもう一つの秘密が、独自の働き方です。

営業部の山口知宏さんは、取引先に納期や木材価格の動きを伝える「ザ・営業」の仕事をしていました。ところが電話を終えると、そのまま木材の品質チェックを始めます。さらに、売る商品の開発や仕入れのやり取りまで担当していました。

番組ではこれを「1人で何足もの草鞋を履く、マルチプレイ方式」と紹介していました。スタッフに「大変ですね」と聞かれた山口さんが「大変なんですかね?ずっとこれでやってるんで」と笑っていたのが印象的です。

ヒロミさんは、「営業さんが木材の品質などを分かっているのは、話しやすいと思う」とコメントしていました。建築会社から細かい質問が来ても、営業担当がその場で答えられるからです。

私もこの指摘には強く共感します。部署ごとに分業すると、「確認して折り返します」というやり取りが増えがちです。営業・品質・仕入れを1人が把握していれば、判断が速く、お客さんの信頼も得やすくなります。マルチプレイは、単なる人手不足対策ではなく、立派な競争力になっているのです。

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事務員がヒノキのおもちゃを開発?丸紅木材の国産ヒノキ事業と大屋根リング再利用

マルチプレイは営業部隊だけではありません。番組では、事務担当の吉岡さんが突然工作を始め、新商品「スマートトイ」の模型を作っている場面が映りました。

実は事務の皆さんは、もう一つの柱である「国産ヒノキで作るオリジナルおもちゃ」などの企画・開発、さらには営業まで担当しているそうです。丸紅木材は、国産ヒノキの残材や間伐材などを家具や玩具に加工するブランド「IKONIH(アイコニー)」を展開しており、木材ロスゼロを目指しています。

IKONIH

IKONIH                                                  (引用:「がっちりマンデー」より)

地元の大学と進めるヒノキのおもちゃの共同開発では、事務の皆さんが価格設定まで積極的に提案していました。大学の教授が「本当に営業事務してるんですか?」と驚くほどのスピード感だったそうです。

さらにスタジオでは、進藤晶子さんが、丸紅木材が大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の再利用ビジネスにも参入したと紹介しました。番組によれば、ここでも事務の皆さんが納期の確認などに出向いているとのことです。大屋根リングの木材は閉幕後、各地での再利用が進められており、大阪の木材会社がその流れに関わっているのは心強いですね。

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労働生産性28位の日本で、丸紅木材から学べること

清水社長は、社員の働き方について「肩書とか関係なしに、自分たちでアクションを起こしてもらう」と話していました。スタッフに「強制じゃないんですか?」と聞かれ、「強制じゃないと思います」と答えた後に「急に汗かいた」と笑う場面は、番組らしい和やかなシーンでした。

スタジオでは加藤浩次さんが、社員の田淵さんに「給料は納得されてますか?」と直球の質問をしました。田淵さんは「もちろんです」と即答し、1人あたり年商2億円であることも知っていたそうです。ヒロミさんの「そうじゃなかったら『おいおいおい』ってなるもんね」という一言には、思わず笑ってしまいました。

ここに、丸紅木材から学べるポイントがあると思います。

  • 事業を絞る:少人数で利益が出る分野に集中する
  • 役割を固定しない:1人が複数の仕事を把握し、判断を速くする
  • 成果を共有する:社員が会社の数字を知り、納得して働ける

森永康平さんが指摘したように、人口が減り続ける日本では、労働生産性を高めないと経済を保てません。長時間働くことではなく、1人がどれだけ価値を生み出すかが問われる時代です。29人で57億円を稼ぐ丸紅木材は、その答えの一つを示しているように感じました。

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まとめ

がっちりマンデーで紹介された丸紅木材は、社員29人で年間売上約57.74億円、1人あたり約2億円を稼ぐ大阪の木材商社です。商社の丸紅とは関係ありません。

儲かりの秘密は大きく2つです。一つは、事業をLVLと国産材の2つに絞り込んだ「選択と集中」。もう一つは、営業が品質チェックや仕入れまで担い、事務員がヒノキのおもちゃを開発する「一人何役」のマルチプレイです。

ポプラなどをかつら剥きにして重ねたLVLは、大手ハウスメーカーの柱や階段にも使われる頑丈な木材です。普段は目にすることのない木材の世界にも、こんなに効率よく稼ぐ会社があるのだと、新鮮な驚きを感じた回でした。

※ 本記事は、2026年10月11日放送の「がっちりマンデー!!」(TBS系)を参照しています。
※ 丸紅木材株式会社の公式サイトはこちら。

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