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【がっちりマンデー】カートリカバリー「カゴ落ち63%」を救う仕組み

【がっちりマンデー】カートリカバリー「カゴ落ち63%」を救う仕組み gacchiri-cart-recovery-timing
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2026年9月6日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介された、カゴ落ち対策サービス「カートリカバリー」。カートに入れたまま買わずに終わる人が63%もいると聞いて、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。この記事では、たった1通のメールでその確率を動かしている仕組みを、送信のタイミングまで掘り下げてご紹介します。

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カートリカバリーとは?カゴ落ち率を下げるe-365のサービス

登場したのは、東京都千代田区にあるe-365(イーサンロクゴ)という会社です。若手の多い社内で取材に応じたサービスアドバイザーの山田茉莉さんは、年間売上げは10億円になりますと答えていました。

山田茉莉

e-365サービスアドバイザーの山田茉莉さん                               (引用:「がっちりマンデー」より)

その柱が「カートリカバリー」です。山田さんの説明によれば、ネット通販サイトの天敵である「カゴ落ち率」という確率を、ぐっと下げるサービス。番組によれば、現在このサービスを利用しているネット販売サイトの数は2100以上で、右肩上がりに伸びているそうです。

なお、e-365は2026年1月30日設立の比較的新しい会社ですが、イー・エージェンシーグループの一員で、「カートリカバリー」はプロダクトブランド「さぶみっと!」の一つとして提供されています。「カゴ落ち」および「CART RECOVERY®」は株式会社イー・エージェンシーの登録商標とされており、サービス自体は同社時代から続いてきたものです。会社は新しくても、蓄積は長い。この点は後で出てくる数字の説得力にもつながってきます。

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カゴ落ち63%の衝撃 みんなが買い物をやめてしまう理由

そもそもカゴ落ちとは、カートに商品を入れたのに、支払いまで行かずに離脱してしまうことです。

山田さんによれば、平均で63%がカゴ落ちしているというデータが取れているとのこと。カゴに商品を入れた人のうち6割以上が、そのまま買わずに終わっているわけです。この数字は同社が2026年2月に公開した4,000サイト以上の利用状況調査に基づくもので、公表値では62.9%とされています。2026年6月には読売新聞のオンライン版でも引用されており、業界で通用しているデータだと言えます。

番組の街頭インタビューでは、その理由がずらりと並びました。決済方法の打ち込みが面倒。出先でカード情報を出して入力するのがしんどい。家に帰ったらやろうと思って忘れた。比較検討して後で決めようと思っていた。PayPayに残高がなくてそのまま放置。

改めて並べると、どれも「買う気がなくなった」わけではないことに気づきます。買う気はあるのに、たまたま手が止まっただけ。ここがこのビジネスの出発点です。売る努力ではなく、思い出してもらう努力だけで売上が動く領域が、実は6割も放置されていたということになります。

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やっていることは「お買い忘れはございませんか」だけ

では、どうやってカゴ落ち率を下げているのでしょうか。答えは拍子抜けするほどシンプルでした。

山田さんによれば、まずカゴ落ちメールを送ります。カゴに入れたまま支払いまで行っていないお客さんを見つけたら、「お買い忘れはございませんか?」という言葉と、カゴ落ちしている商品の写真をメールで送る。それで終わりです。

スタッフが思わず「これだけですか?」と聞き返す場面もありました。山田さんの説明では、実際に興味があってカゴに入れた商品がリマインドとして飛んでくるので、そのままサイトに行って購入手続きを進めるお客さんが非常に多いとのことです。

サイト側がこのシステムを組み込めば、カゴ落ちが発生した時点でコンピューターが自動でメールを送ってくれる仕組みになっています。人手はかかりません。

ここで感心したのは、割引で釣らない設計です。クーポンを付ければ確かに戻ってくる人は増えるでしょうが、値引きが常態化して利益率が下がりますし、待てば安くなると学習されてしまいます。番組で紹介されたゲストリストの事例も、後述するようにクーポンを使わずに成果を出しています。思い出してもらうだけで足りるなら、値引く必要はない。この割り切りが効いています。

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開封率20%が43%に カゴ落ちメールが読まれる確率を上げた技

とはいえ、メールを送るだけなら誰でもできます。問題は、読まれるかどうかです。

番組によれば、ただ送るだけでは「お店からのメールか、どうせ宣伝だろう」とポイとされることがほとんどで、ちゃんと開いて読んでもらえる確率はたったの20%しかありません。ところがカートリカバリーは、この確率を2倍以上の43%まで跳ね上げているというのです。

この数字も裏づけがあります。同社が公表しているリカバリーメールの効果は、開封率43.4%、クリック率9.8%、コンバージョン率2.4%というもので、番組の43%と符合します。

では、どうやって2倍にしたのか。山田さんの答えは、機能でも文面でもありませんでした。カゴ落ちメールの開封率が高いのは、一番いいタイミングでメールを送っているから。つまり、書く技術ではなく送る時刻の話だったのです。

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3時間後・24時間後・7日後 この時刻が選ばれた理由

カートリカバリーが割り出したベストなタイミングは、カゴ落ちから3時間後、24時間後、7日後の3回でした。

3時間後の理由について山田さんは、例えば電車で移動しながら買い物をしていて、降りるタイミングが来てそのままカゴ落ちしてしまった場合、3時間後がちょうど一息つけるタイミングになると説明していました。番組でも、電車でカゴ落ちした人は3時間後には大体家に帰って一息つき、サイトに戻ってきやすい時間帯だと補足されています。

24時間後については、同じサイクルの中でスマホを見ていただきやすいタイミングという説明でした。人がネットで買い物をする時間帯は毎日だいたい同じなので、次の日の同じ時刻がベストになる、という理屈です。

これは冷静に考えると、なかなか鋭い着眼です。多くの企業はメールの件名や画像を工夫することに力を注ぎますが、こちらは受け手の生活リズムそのものを読んでいます。中身をどう良くするかではなく、相手が読める状態にある瞬間はいつかを考える。同じ文面でも届く時刻で結果が変わるのなら、時刻こそが最も安く効く変数だったわけです。

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送りすぎは逆効果 頻度をあえて絞るという判断

ここでひとつ、素朴な疑問が浮かびます。タイミングが効くのなら、どんどん送ればもっと下がるのではないか、と。

番組も同じ疑問をぶつけていましたが、街頭で返ってきたのは「いっぱい来ると興ざめしちゃう」「結局やめちゃう」という声でした。頻度が過ぎれば、リマインドは催促に変わります。配信解除されてしまえば、その先の接点そのものを失うことになります。

3通で止めるという設計は、短期の回収を最大化する選択ではありません。しかし、送りすぎて嫌われれば次の買い物の機会まで失う。目先の1件より、関係を残すほうを選んでいるわけです。確率を扱うビジネスでありながら、確率を追いすぎない。この抑制が、結果的に長期の数字を支えているのだと思います。

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1.5%の改善が売上1.5倍に 料金と、いま使える初期費用無料キャンペーン

効果の数字も具体的でした。山田さんによれば、導入サイト全体の平均でカゴ落ち率を1.5%ほど下げているとのこと。1.5%と聞くと小さく感じますが、あるサイトでは1日の売上が1.5倍になっているそうです。

導入企業の声も紹介されました。ゲストリストでEC運営を担当する三科阿耶さんは、丸1年ほどで3000万以上の売上を出せた、売り逃していたところをしっかり拾えるようになったのはとても高い効果だと実感していると語っていました。この事例はアパレルECのGUESTLIST TOKYOとして公開されており、クーポンを使わずに高い費用対効果を実現した点が紹介されています。

三科阿耶

ゲストリストでEC運営を担当する三科阿耶さん(引用:「がっちりマンデー」より)

肝心の価格は、番組によれば初期費用5万5000円で、月額費用は4万2900円。月額については、e-365も月額39,000円(税込42,900円)と公表しており一致します。

そして、放送を見て検討される方に一番お伝えしたいのがここです。e-365は2026年9月1日から、無料トライアル最大2か月に加えて初期費用無料キャンペーンを実施しています。同社のリリースでは、この番組での紹介にあわせた秋冬商戦期向けの施策とされており、2026年9月30日までに申し込んだ方が対象と案内されています。番組で紹介された初期費用5万5000円が、期間内なら不要になる計算です。条件や期限は変更される場合がありますので、検討される際は公式サイトで最新の案内をご確認ください。

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まとめ

カートリカバリーは、カゴ落ちしたお客さんに「お買い忘れはございませんか」と1通送るだけの、驚くほどシンプルなサービスでした。それでも開封率が20%から43%へ跳ね上がるのは、3時間後・24時間後・7日後という送信タイミングを突き止めたからです。

買う気がなくなったわけではないのに、手が止まっただけで消えていく6割。その一部を拾い直すために必要だったのは、新しい機能ではなく、相手の生活リズムへの想像力でした。確率は、技術だけでなく人の観察からも動かせる。今回の3つの事例に共通していた教訓は、案外そこにあったのかもしれません。

※ 本記事は、2026年9月6日放送の「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ e-365(イーサンロクゴ)の公式サイトはこちら

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