2026年7月12日放送のがっちりマンデー「儲かる!酷暑テック」で紹介された、KONCIWA(コンチワ)の日傘シェードプラス。遮熱率61%って本当?どこで買えるの?という疑問に、番組で明かされた七層構造の秘密からお答えします。読み終える頃には、日傘選びで見るべき数字がはっきりしているはずです。
がっちりマンデー「酷暑テック」KONCIWA日傘シェードプラスの遮熱率61%とは
まず、この日傘のすごさを一言でお伝えします。普通の日傘の1.5倍以上、熱を防いでくれるということです。
KONCIWAの本部瑞枝社長が番組で強調していたのが「遮熱率」という数値。太陽光による熱をどのくらい防げるかを示す指標で、今まさに日傘業界各社がしのぎを削っているポイントです。
- 一般的な日傘の遮熱率:およそ30〜40%
- KONCIWA シェードプラス:最大61%
ちなみに日本洋傘振興協議会(JUPA)の基準では、遮熱率35%以上の生地に「遮熱効果あり」と定められています。つまり61%という数値は、業界の合格ラインを大きく上回る水準ということになります。
紫外線をカットする「遮光率」はどの日傘もそれなりに高いのですが、熱をどれだけ防げるかは、まったく別の話。ここが今の日傘選びで最も差がつく部分です。
番組ではサーモグラフィーで比較検証も行われました。普通の日傘は開始からわずか5分で頭部全体が青から黄色に変化し、「結構透けてきてます、熱が」という状態に。日傘をさしているのに、熱が中に漏れ始めていたのです。
一方、KONCIWAの日傘はほとんど変化なし。10分後には差は歴然でした。
日傘を「日焼け止め」として選んでいた方には、発想の転換が必要かもしれません。同じ日傘でも、涼しさはこれだけ違うのです。
【重要】シェードプラスで検索しても出てこない?実際の商品名を整理
番組を見て「よし買おう」と検索した方、こうなっていませんか。
「シェードプラス」で検索しても、商品ページが出てこない。
これには理由があります。番組および番組公式Xでは「日傘シェードプラス」という呼称が使われていますが、KONCIWAが実際にオンラインで販売している該当商品の名称は「-40℃ SHADE(マイナス40℃シェード)」なのです。
同一商品と考えてよい根拠は、スペックが完全に一致している点です。
| 番組で語られた内容 | 「-40℃ SHADE」の仕様 |
|---|---|
| 七層構造 | 反射冷却技術を含む7層の多層構造 |
| 遮熱率61% | 遮熱率61%(メーカー公表) |
| 今年5月にオンライン先行販売 | 2026年5月に登場 |
さらにメーカーは、この7層構造によって最大マイナス40℃の温度差を実現したと公表しており(自社試験に基づく数値)、これが商品名の由来になっています。番組が「シェードプラス」と紹介したのは、SHADE(シェード)にプラスの機能を足した傘、という趣旨だったのかもしれません。
買いたい方は「KONCIWA -40℃ SHADE」で探すと見つかります。放送直後は問い合わせが殺到する可能性が高いので、早めの確認をおすすめします。
なお、番組で紹介された価格は1本4980円でしたが、販売チャネルやクーポンによって価格は変動します。購入前に必ずご確認ください。
なぜ涼しい?KONCIWA日傘の七層構造と「多孔質材料」の正体
では、なぜここまで熱を防げるのか。答えは生地にあります。
本部社長によると、一般的な日傘の生地は三層構造。撥水とUVカットなどで構成されています。対してシェードプラスの生地は七層構造。薄い生地の中に、普通の倍以上の層が詰まっているのです。
日本の激アツな夏を乗り切るために新たに追加された層は、次の4つでした。
- 三層目:熱を吸収し、下に通さない
- 四層目:熱を反射する
- 五層目:遮熱性に特化した層(最重要)
- 七層目:照り返しの熱を吸収し、人に届けなくする
注目したいのは七層目です。日傘というと「上から降ってくる日差し」ばかり意識しますが、実際に私たちを苦しめているのはアスファルトからの照り返しでもあります。上下両方から挟み撃ちにされているわけです。そこに1層割いているのは、日本の夏を本気で研究した証拠だと思います。
そして最も大事な五層目が、「ハイシェード高遮熱ブラックコーティング」。この中身については、番組で興味深い場面がありました。
本部社長が「ちょっと私もよく知らないです」と正直に答え、急遽タブレット越しに中国本社の開発担当・張綿燦さんが登場。特別に秘密を明かしてくれたのです。
「我々が5層目に採用したのは多孔質材料です。この材料の中にある分子と分子の間に隙間があるからこそ熱量を閉じ込める」
多孔質材料とは、ざっくり言えばミクロなスポンジのような形状で、素材の9割が空気という素材。この空気が熱を吸い込んで遮断し、その先に届けなくする——結果、傘の内側に熱が侵入するのを防ぐ、という仕組みです。
ここが本当に面白いところで、熱を防いでいるのは「空気」なんですね。分厚い金属板で跳ね返しているわけではない。だからこそ、加藤浩次さんが手に取って「全然軽い」と驚いたあの軽さと、圧倒的な遮熱性能が両立できているわけです。
600本が1週間で完売したKONCIWAとはどんな会社?本部瑞枝社長に迫る
「コンチワ」という社名、日本語の挨拶みたいだな——と思った方は正解です。
KONCIWAという社名は、日本語の「こんにちは」に由来しています。本部瑞枝社長が番組でそう明かしていました。
会社は名古屋に拠点を構えており、本部社長によれば本社は中国にあるとのこと。開発担当の張綿燦さんも中国本社の所属です。ちなみに「中国語でガッチリは?」というスタッフの問いに、社長は「ヤー(耶!)」と答えていました。
そんなKONCIWAが、シェードプラスを今年5月にオンラインのみで600本先行販売したところ——
「1週間で、全部売り切れになりました」
日傘に5000円近くを出す人がこれだけいる。しかもオンライン限定、実物に触れられない状態でです。
そしてこの日傘、材料選びから層の組み合わせまで、1年以上も試行錯誤して誕生しています。
ここに私なりの見方を添えるなら、この会社の強さは「日本の夏を、外から見ていること」にあるように思います。長年日本で日傘を作ってきたメーカーは、どうしても「日傘とは日焼け対策の道具である」という前提から抜けにくい。ところが後発で、しかも日本市場を狙って設計した会社は、「今の日本人が本当に困っているのは熱だ」という一点に全リソースを集中できます。
七層構造という、既存メーカーからすれば「やりすぎでは?」という設計に踏み込めたのは、その身軽さゆえかもしれません。
日傘市場が「倍」になる?森永康平さんが語った遮熱シフトの意味
最後に、ビジネスとしての話です。
経済アナリストの森永康平さんが、スタジオで鋭い指摘をしていました。
「最近は暑くなりすぎで、日焼けっていうよりはもはや遮熱。こっちがメインの目的になりつつある。そういう意味で熱をカットしますってなると、これ性別関係ないんで、単純計算で市場がもう倍に広がる」
これは日傘ビジネスの核心を突いています。
「日焼けを防ぐ道具」である限り、日傘の主な顧客は美容意識の高い層に限られていました。ところが「熱を防ぐ道具」に意味が変わった瞬間、性別も年齢も関係なく、屋外を歩くすべての人が顧客になるわけです。市場の天井が一気に外れます。
もっとも、加藤浩次さんが冗談まじりに「俺が街で日傘さしてたら、SNSで大炎上ですよ」と語っていたように、男性が日傘をさすことへの心理的ハードルはまだ残っています。
ただ、私はこのハードルは思ったより早く消えると見ています。理由は単純で、熱中症は命に関わるからです。
そもそも紫外線は、肌だけでなく目にも深刻なダメージを与えることがわかっています。日傘が「目」を守る道具でもあるという視点は、[【クローズアップ現代】紫外線と目のリスク]で詳しく解説しています。
「かっこ悪いから」と言っていられる暑さの水準を、日本の夏はとっくに超えてしまいました。ファン付きウェアが現場で当たり前になったように、男性の日傘も数年で「普通の装備」になる——シェードプラスの完売スピードは、その予兆に見えます。
実際、同じ回で紹介された[ワークマンのXシェルター]は「着る日傘」とも呼ばれ、250万点がほぼ完売しています。
まとめ
がっちりマンデー「儲かる!酷暑テック」で紹介されたKONCIWAの日傘について、ポイントを整理します。
- 遮熱率61%。一般的な日傘(30〜40%)を大きく上回る数値
- 番組の「シェードプラス」は、KONCIWA公式では「-40℃ SHADE」として販売されています。検索時はこちらで
- 秘密は七層構造。追加された4層のうち、五層目に使われた多孔質材料は9割が空気。この空気が熱を閉じ込める
- 今年5月のオンライン先行販売600本は、1週間で完売。開発には1年以上を要しました
- 日傘は「日焼け対策」から「遮熱」へ。目的が変われば、市場は性別を問わず一気に広がる(森永康平さんの指摘)
日傘を選ぶとき、これからは「遮光率」だけでなく「遮熱率」を確認してみてください。同じ日傘に見えても、傘の下の涼しさはまったく別物です。
※ 本記事は、2026年7月12日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ KONCIWAの公式サイトはこちら
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