「フレンチパピロって何?どうして年間6億円も売れるの?」——2026年6月28日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介された北九州の銘菓が気になっている方へ。この記事では、フレンチパピロを手がける七尾製菓のロングセラーの秘密から、職人技の製法、どこで買えるのかまで、まるごと解説します。読み終えるころには、きっとあなたもあの懐かしい味を試したくなるはずです。
がっちりマンデーで話題!フレンチパピロとは?北九州・七尾製菓の銘菓
2026年6月28日放送のTBS系「がっちりマンデー!!」は、「県民に愛され続ける謎の地元おやつ」を特集した回でした。岡山・福島・福岡・愛知の4県からロングセラーが登場しましたが、福岡県から選ばれたのが、北九州市の七尾製菓が手がけるフレンチパピロです。
フレンチパピロとは、丸い筒のような形に焼き上げた香ばしい生地の中に、白いクリームをたっぷり詰めた洋風の焼き菓子のこと。番組で中身の袋を開けてみると、サクサクの生地にクリームがしっかり入った様子が映し出されました。1本ずつ個包装になっていて食べやすいのも特徴です。
北九州の街の方に聞くと、「パピロ」「フレンチパピロ」という名前が次々と返ってきて、「子どもの頃からおやつで食べるのが常識」「幼稚園でも食べていた」という声まで。地元では完全に生活に溶け込んだ定番おやつだということがよく分かります。番組に登場したのは企画部の荒田亮さんで、その人気と歴史を語ってくれました。
フレンチパピロは1962年(昭和37年)に発売された、60年以上の歴史を誇るロングセラーです。製造する七尾製菓は北九州市小倉南区に本社を構え、小麦粉の焼き菓子づくりでは日本でも屈指の規模を持つ菓子メーカー。そんな実力派の会社が、半世紀以上もこの素朴な味を守り続けているのです。
フレンチパピロが年間6億円売れる理由|七尾製菓のロングセラーの秘密
フレンチパピロの売れ行きは、地元の定番というレベルを超えています。番組で荒田さんに「儲かってますか?」と尋ねると、「おかげさまで、フレンチパピロだけで年間6億円あります」との答え。スタッフも「6億円、すごい」と驚いていました。一つの焼き菓子だけで年間6億円というのは、まさにロングセラーの底力です。
では、なぜ北九州の人たちはこれほどフレンチパピロにハマっているのでしょうか。街の方に聞くと、「周りの生地がサクサクしている」「クリームとクッキーがめちゃくちゃ合わさって、すごく美味しい」という声が返ってきました。中でも印象的だったのが、「単体ずつだったらそこまでじゃないけど、この二つが混ざっているからすごく美味しい」というコメント。
そう、フレンチパピロの人気の秘密は、外側のカリッ、サクッとした生地と、中のクリームのハーモニーにあります。生地だけ、クリームだけでは生まれない、組み合わせてこその美味しさ。シンプルだからこそ、その絶妙なバランスが際立つわけですね。
ここからは個人的な見方ですが、フレンチパピロが半世紀以上も売れ続けている背景には、七尾製菓の「鮮度へのこだわり」もあると思います。この会社は大きな製品倉庫を持たず、注文を受けてから作る受注生産方式を採っていることで知られています。出来立ての味を届けたいという姿勢が、サクサク感という最大の魅力を支えている。派手な宣伝ではなく、味の核心を地道に守り続けたことが、6億円という数字につながっているのでしょう。
フレンチパピロの作り方|職人技で生地を筒状に巻く製法
フレンチパピロのあの筒状の形は、実はかなりの職人技で生まれています。番組では、荒田さんが「たっぷりクリームが入った生地を、筒状に上手に丸めるのがかなり難しい」と語っていました。一体何がそんなに難しいのでしょうか。
工場を見せてもらうと、まず小麦粉や砂糖などを混ぜ合わせて生地を作り、それを型に流し込んでワッフルのように挟んで焼き上げます。問題はここから。焼き上がった生地を二つのローラーで挟んで送り込み、その先でクルクルと回っている棒に巻き付けて、丸い筒の形にしていくのです。
ここで難しいのが、送り込む方のローラーと、巻き付ける方の棒の回転スピードのバランス。この二つを絶妙に調整しないと、生地がうまく巻き込めず、しかも綺麗な丸い形になりません。早すぎても遅すぎてもダメという、繊細な作業なのです。機械で作っているように見えても、その裏側には人の手による細かな調整が欠かせない——これがフレンチパピロづくりの核心でした。
NHKの天気予報で調整?フレンチパピロの巻き機と職人の勘
この巻きの工程を支えているのが、フレンチパピロを丸くし続けて50年という、専務取締役の柳田連さんです。番組での柳田さんの話が、とても興味深いものでした。
柳田さんによると、巻き機はすべてチェーンで回転を調整できるようになっていて、「巻きが悪い時は、巻き機の回転を変える」とのこと。回転を速くしたり遅くしたりして、その日のコンディションに合わせていくのです。ゲストの丸山桂里奈さんも「熟練技だ」と感心していました。
ポイントは、回転スピードを毎日少しずつ微調整していること。早すぎるとうまく生地を巻き込めず、遅すぎると生地が冷めて硬くなり、綺麗な丸になりません。そしてこの調整の決め手になるのが、なんと室温と天気なのです。
柳田さんは「その日の室温によってすべてを調整する」と語り、さらに驚きの一言が。「前の日にNHKの天気予報を見てから、明日はこれぐらいかな、というので合わせる」というのです。翌日の気温を天気予報で予測し、食べた時の歯ざわりが良くなるように、あらかじめ巻き方を調整しておく。半世紀にわたって培われた職人の勘と、毎日の地道な準備が、あのサクサクの食感を生んでいたのですね。これほど手間をかけているとは、食べているだけでは想像もつきません。
フレンチパピロはどこで売ってる?ダイソー・通販・お取り寄せ情報
放送を見て「食べてみたい」と思った方が気になるのは、どこで買えるのか、という点ですよね。うれしいことに、フレンチパピロは北九州や福岡に限らず、全国で比較的手に入れやすいお菓子です。
実は身近なところでは、100円ショップのダイソーでも販売されています。少量サイズが手頃な価格で買えるので、まず試してみたい方にはぴったり。このほか、全国のスーパーのお菓子コーナーやドラッグストアなどでも見かけることがあります。七尾製菓の商品は全国に広く流通しているため、お住まいの地域でも意外と近くで出会えるかもしれません。
確実に手に入れたい方や、まとめ買いをしたい方には、通販・お取り寄せが便利です。楽天市場やAmazon、その他のオンラインショップで、80gや150gのサイズ、ケース単位のまとめ買いなどが選べます。フレンチパピロは賞味期限が約180日(6か月)と日持ちするので、買い置きや贈り物にも向いています。
この「日持ちのよさ」は、同じ放送回で紹介された福島のクリームボックス(賞味期限が当日限り)とは対照的なポイントです。日持ちするからこそ全国流通が可能になり、遠方でも気軽に楽しめる。地元の味でありながら、お取り寄せのハードルが低いのはフレンチパピロの大きな強みだと言えます。
がっちりマンデー放送でのフレンチパピロへの反応|X(旧Twitter)・口コミ考察
放送に合わせて、X(旧Twitter)や口コミでもフレンチパピロが話題になりました。スタジオでは、加藤浩次さんが「あれ、俺どっかで食べたことあるな、この味」と反応する場面が。これは、多くの人が感じる「どこか懐かしい」という印象を象徴していました。
特に盛り上がったのが、加藤さんの「大手のメーカーさんで、これに近いもの出してませんでした?」という問いかけです。これに対して荒田さんは「似たようなのがあります」と認めつつ、「どっちが早いんですか?」との質問には「私どもの方が早いです」ときっぱり。進藤晶子さんが「10年早いんですよね」と補足し、加藤さんも「やられましたね」と苦笑い。1962年発売という歴史の長さが、ここで効いてくるわけですね。
経営コンサルタントの坂口孝則さんは「東日本では見たことがない人も多いと思うので、拡大の余地がたくさんあるかもしれない」と分析していました。実際、口コミでも北九州出身の方が懐かしさを語る一方、他地域では「初めて知った」という反応も少なくありません。
私見を加えるなら、フレンチパピロは「先行者でありながら、地元の銘菓に留まってきた」という点が面白いと思います。大手の類似商品が全国区になっても、フレンチパピロはあくまで北九州の定番という立ち位置を守ってきました。しかし日持ちのよさと全国流通の体制を考えれば、坂口さんの言う通り、これから全国でファンを増やす余地は十分にあります。元祖ならではの実直な味を武器に、今回の放送が新たなファンを生むきっかけになるかもしれません。
まとめ
2026年6月28日放送のがっちりマンデーで紹介された、福岡県北九州市のフレンチパピロについて解説してきました。1962年発売以来、60年以上愛され続け、フレンチパピロだけで年間6億円を売り上げる七尾製菓の看板商品。人気の秘密は、外側のカリッとした生地と中のクリームのハーモニーにありました。
そして、その食感を支えていたのが、専務の柳田連さんによる職人技。巻き機の回転スピードを毎日微調整し、前日にNHKの天気予報を見て翌日の室温に合わせるという徹底ぶりには驚かされます。フレンチパピロは日持ちもよく、ダイソーや通販でも手に入りやすいお菓子です。気になった方は、ぜひ一度、あの懐かしいサクサク食感を味わってみてください。
※ 本記事は、2026年6月28日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ 株式会社七尾製菓の公式サイトはこちら。





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