2026年7月5日放送の「がっちりマンデー!!」で、サブウェイがワタミに買収されて激変したと話題になりました。「注文方法が変わったって本当?」「どうして売上が伸びたの?」と気になった方も多いはずです。この記事では、タッチパネル導入や『左進行』レイアウトなど、番組で明かされたサブウェイのワタミ買収による躍進の秘密を、わかりやすく解説していきます。
がっちりマンデーで話題!サブウェイがワタミに買収されて激変した理由
2026年7月5日放送の「がっちりマンデー!!」は、「買収されてがっちりな会社!」がテーマでした。その中でも視聴者の注目を集めたのが、サンドイッチチェーンのサブウェイです。実はサブウェイは、居酒屋チェーンでおなじみのワタミグループに買収されており、それをきっかけに売上がぐんぐん伸びているというのです。
番組にはサブウェイ事業本部長の分部雅さんが登場し、買収後の変化について語りました。1店舗あたりの月の売上(店月商)は、買収前の500万円弱から、今では700万円に迫る勢いまで急上昇しているとのこと。老舗のサンドイッチチェーンが、なぜここまで一気に変われたのでしょうか。
その裏には、注文方法の刷新、店舗レイアウトの見直し、そしてコーヒーの味の改善という、いくつもの具体的な工夫がありました。ここからは、番組で明かされた「がっちりの秘密」を一つずつ見ていきましょう。
サブウェイをワタミが買収したのはいつ?買収の経緯をおさらい
まず「サブウェイっていつワタミに買収されたの?」という点を整理しておきます。ワタミが日本のサブウェイ事業を買収したのは、2024年10月のこと。居酒屋チェーンを主力とするワタミが、ファストフードの世界に本格参入した大きな動きでした。
番組で分部さんが明かしたところによると、この買収話を持ってきたのは、ワタミの渡邉美樹会長その人だったそうです。その熱の入れようはすさまじく、現場も驚くほどだったといいます。居酒屋とサンドイッチ、一見すると畑違いにも思えますが、「野菜をたっぷり使う」「小さな商圏でも出店できる」といったサブウェイの強みは、ワタミがこれから伸ばしたい事業とうまくかみ合ったのでしょう。
個人的に面白いと感じるのは、”買収”と聞くと身構えてしまいがちですが、今回はむしろ買われた側のサブウェイが元気を取り戻している点です。番組ゲストの経済ジャーナリスト・後藤達也さんも、会社の買収は「時間を買う」ようなもので、ブランドや技術をすぐには大きくできないからこそ、うまく取り込めば両者にとってプラスになると話していました。まさに、その好例と言えそうです。
サブウェイの注文がタッチパネルに!売上が店月商700万円に急上昇
買収後のサブウェイで、いちばん目に見える変化が「注文方法」です。以前のサブウェイといえば、店員さんに直接「レタス多めで」「チーズ追加で」と口頭で伝えながらカスタマイズしていくスタイルが定番でした。ところが今、その注文をタッチパネルへと切り替えている真っ最中なのです。さらにスマホアプリも開発し、モバイルオーダーで直接注文できるようにもなりました。
なぜここまで変えたのか。番組によれば、実はこの”対面で聞いて作る”スタイルこそが、サブウェイの大きな課題だったといいます。お客さんにその場で希望を聞き、考えてもらい、それを受けて作る——この流れはどうしても時間がかかり、行列が伸びてしまう。中には「並ぶならやめておこう」と離れてしまうお客さんもいて、売上を思うように伸ばせずにいたそうです。
そこでタッチパネルとアプリを導入したところ、注文量はこれまでの約1.5倍に。1店舗あたりの注文数でいえば、60だったものが100にまで増えたといいます。その結果、店月商は500万円弱から700万円に迫る水準へ。数字だけ見ても、注文方法を変えるインパクトの大きさがよくわかりますよね。
ただ、ここで新たな壁も出てきました。注文が一気に増えたことで、今度は「作りきれない」という問題が発生したのです。この課題をどう乗り越えたのか——そこに、次の”左進行”の秘密が関わってきます。
サブウェイの「左進行」レイアウトとは?作業が早くなる意外な理由
注文が増えても、作る人を3人、4人と増やしただけでは、なぜかうまく回らない。この壁にぶつかったサブウェイが頼ったのが、番組でおなじみのトリノ・ガーデン・中谷一郎社長でした。お店の様子をカメラで観察し、隠れた問題点を見つけて売上アップにつなげる、あの名物社長です。
中谷社長が複数のサブウェイ店舗を調べてわかったのが、調理レーンに「右に商品が進むお店」と「左に進むお店」の2パターンがあるということ。そして、同じ商品を作っても、なんと”左に進む”レイアウトのお店の方が早く仕上がると気づいたのです。
そのカギは「利き腕」にありました。日本人の約8割は右利き。右手で具材をつかんでパンにのせ、左手でサンドイッチを左へスライドさせていく方が、その逆よりもスムーズに動けるというわけです。言われてみれば納得ですが、現場で毎日作業していると意外と気づけないもの。だからこそ、外からの視点でここに気づけたのは大きな発見でした。
この「左進行」への切り替えによって、サブウェイの調理スピードは大きく改善。増えた注文をしっかりさばけるようになり、売上アップにつながりました。ちょっとしたレイアウトの向きが、これほど生産性を左右するというのは、飲食業以外の仕事にも通じるヒントかもしれませんね。
サブウェイのコーヒーが激変!「まずい・高い」から原価4倍で改善
もう一つ、ワタミが手を入れたのが「コーヒー」です。分部さんいわく、ファストフードやコンビニなども含めて比べたとき、サブウェイのコーヒーは「一番まずくて高い」という厳しい評価を受けていたのだとか。番組でもさらりと語られていましたが、なかなか正直な自己分析です。
そこで、コーヒー豆の原価をなんと4倍に引き上げ、味を本格的に改善。渡邉会長自身も1000杯ほど試飲を重ね、約3ヶ月かけて新しいコーヒーを完成させたそうです。サンドイッチの味わいを邪魔しないよう、苦味を抑えたまろやかな仕上がりにこだわったといいます。
その結果はしっかり数字に表れました。改善後、コーヒーはこれまでの約1.5倍も売れるようになったのです。原価を上げれば利益は圧迫されそうに思えますが、そのぶんお客さんが増え、リピートにつながれば十分に元は取れる——このあたりの思い切りの良さは、外食で数々の勝負をしてきたワタミらしい判断だと感じます。
ワタミ買収でサブウェイはどう変わった?今後の展開を考察
こうして見てくると、ワタミ買収後のサブウェイの変化は、どれも「これまで当たり前だったことを疑う」ところから生まれているのがわかります。対面注文、店舗レイアウト、コーヒーの味——長年続けてきたやり方には、成功体験があるぶん、なかなか手をつけにくいもの。番組ゲストの後藤さんも、買収によって”いい意味で文化を壊す”ことが突破口になると話していました。
外からの新しい視点が入ることで、現場では言い出しにくかった改善が一気に進む。これは、番組ゲストのタイタン社長・太田光代さんが語っていた「別の会社とマッチングすることで、いろんな考え方の人が入ってくる」という言葉にも通じます。買収は、ただ会社を”手に入れる”ことではなく、お互いの弱みを補い合う”マッチング“へと変わってきているのですね。
ワタミは今後、サブウェイの店舗を大きく増やしていく方針を掲げています。街のいたるところでサブウェイを見かける日も、そう遠くないかもしれません。次にサブウェイに立ち寄ったときは、ぜひ調理レーンが「左進行」になっているか、そしてコーヒーの味を確かめてみてください。番組を見たあとだと、いつものサンドイッチもちょっと違って見えるはずです。
まとめ
2026年7月5日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介された、サブウェイのワタミ買収による激変。ポイントを振り返っておきましょう。
- ワタミは2024年10月に日本のサブウェイ事業を買収。話を持ってきたのは渡邉美樹会長
- 注文をタッチパネル・アプリへ切り替え、注文量は約1.5倍、店月商は500万円弱から700万円に迫る勢いに
- 中谷社長の助言で調理レーンを「左進行」に変更し、作業スピードが向上
- コーヒー豆の原価を4倍にして味を改善し、売上は約1.5倍に
買われた側も元気になる”ウィンウィンの買収”——その具体的な中身がぎゅっと詰まった回でした。何気なく通り過ぎていたサブウェイの裏側に、これだけの工夫が隠れていたと知ると、次の一枚がもっと楽しみになりますね。
※ 本記事は、2026年7月5日放送の「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ サブウェイの公式サイトはこちら。
※ ワタミの公式サイトはこちら。
※ 同じ回で紹介された「買収されてがっちり」な会社
2026年7月5日放送の「がっちりマンデー」では、サブウェイのほかにも買収で伸びた会社が紹介されました。あわせてどうぞ。

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