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【がっちりマンデー】カルビーフルグラが売上10倍「ヨーグルト作戦」

【がっちりマンデー】カルビーフルグラが売上10倍「ヨーグルト作戦」 gacchiri-calbee-frugra
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2026年7月19日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介された、カルビーフルグラの売上10倍成長。「なんであんなに売れるようになったの?」「中身は変わってないのに?」と気になった方も多いはずです。この記事では、成長の立役者となった「ヨーグルト作戦」から、ザクザク食感を生む秘密の製造工程まで、放送内容と最新情報をもとに詳しく解説します。読み終わる頃には、明日の朝食にフルグラを試したくなるはずです。

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カルビーフルグラとは?がっちりマンデーで話題の朝ごはん

まずは、今回の主役「フルグラ」がどんな商品なのかをおさらいしましょう。

フルグラ

カルビー フルグラ                                        (引用:「がっちりマンデー」より)

フルグラは、オーツ麦などを香ばしく焼き上げたザクザク食感のグラノーラに、彩り鮮やかなドライフルーツをミックスしたシリアルです。お値段は、定番の700gで税込970円(カルビー公式オンラインショップ)。牛乳をかけて食べるのが定番の、カルビーの朝ごはんです。ポテトチップスやじゃがりこでおなじみのスナックメーカーが、こんな朝食商品を育てているというのは、意外に感じる方もいるかもしれません。

大本都子

カルビー(株) ブランドマネージャーの大本都子さん                       (引用:「がっちりマンデー」より)

ところが番組によれば、このフルグラ、カルビーの数ある人気商品の中でも売上第2位。1位のじゃがりこサラダに次ぐ、堂々たる稼ぎ頭なのです。ブランドマネージャーの大本都子さんは、社内で「じゃない方」のような扱いを受けることに、少し不満げな様子も見せていました。ポテトチップスやじゃがりこの陰に隠れがちですが、実はカルビーの売上を支える”影の主役”。そう聞くと、俄然フルグラの実力が気になってきます。

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フルグラの売上が5年で10倍!30億→300億の成長ストーリー

大本さんによると、フルグラの売上の伸び方が、なんとも面白いのだそうです。

番組では、「発売から20年ほどは30億円ぐらいの規模だったが、そこから数年で売上が約10倍、今では約300億円になった」と紹介されていました。しかも、その急成長は2011年から2016年ごろにかけての、わずか数年での出来事だといいます。長らく伸び悩んでいた商品が、突然10倍に跳ね上がったわけです。

この大きな流れは、事実に沿っています。カルビーによると、フルグラの売上は長らく約30億円程度で推移していましたが、2012年ごろから時短需要や健康志向の高まりを背景に販売を強化した結果、国内シリアル売上No.1ブランドへと成長しました。

一点だけ補足すると、「300億円」という数字は、フルグラ単体というより、カルビーのシリアル事業全体の規模感を表す数字です。実際に300億円規模へ到達したのは2019〜2020年ごろで、直近でも国内シリアル事業は年間およそ300億円規模、市場シェアはおよそ40%でNo.1を保っています。約30億円だった商品がここまで育ったのですから、10倍成長という表現は決して大げさではありません。

さらに驚くのは、大本さんいわく「中身もパッケージも変えずに」この成長を成し遂げたという点。中身とパッケージが刷新されるのは2020年で、急成長の後の話。つまり伸び盛りの時期は、商品そのものをほとんどいじらずに売上を10倍にしたことになります。では、いったい何を変えたのでしょうか。

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売上10倍の立役者「ヨーグルト作戦」とは?

その答えが、番組でも大きく取り上げられた「ヨーグルト作戦」です。

そもそもフルグラは、アメリカのようにシリアルだけを朝食の「主食」として食べてもらう想定で売り出されていました。ところが日本では、朝ごはんがシリアルだけだと、どうしても物足りない。結局パンやご飯に戻ってしまう人が多く、これが伸び悩みの原因でした。

そこでカルビーが目をつけたのが、ヨーグルトです。これまで牛乳をかけて「主食」として食べてもらっていたフルグラを、トーストなどの「サブ」として、ヨーグルトに入れて食べてくださいとアピールし始めたのです。主食の座を狙うのではなく、あえて脇役に回るという発想の転換ですね。

これがハマりました。ヨーグルトにフルグラを加えると、あのザクザク食感も相まって満足感が一気に増します。牛乳だけでは続かなかった人も、ヨーグルトと一緒ならちょうどいい。「シリアルだけでは物足りない」という根本的な悩みを、食べ方を変えるだけで解消してみせたわけです。個人的にも、この”主役を降りて生き残る”という逆転の発想は、実に鮮やかだと感じます。

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主婦層の心を掴んだ理由(健康志向×時短)

この「ヨーグルト作戦」、ある人たちから絶大な支持を集めました。大本さんが「大きかった」と語るのが、主婦層の心を掴めたことです。

朝ごはんのメニューを決めることが多い主婦の方にとって、家族には体にいいものを食べてほしい。けれど、フルーツをいちいち切るのは手間がかかるうえ、値も張ります。その点、ヨーグルトにフルグラを入れるだけなら、忙しい朝でも楽ちん。しかも栄養バランスもよく、家族に出しやすい。こうしてフルグラは、日本中の毎朝の食卓に一気に浸透していきました。

スタジオゲストの通山茂之さんは、この戦略の巧みさをこう分析していました。人の食習慣、とりわけ「主食」を変えるのはとても難しく、時間もかかる。だからこそ、主食ではなく「副菜」のほうを変える提案は、消費者にとって導入のハードルが低い。ここを突いたのが上手かった、というわけです。健康志向という追い風に、時短という実利。フルグラは、この時代の空気をうまく捉えた商品だったといえるでしょう。

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ザクザク食感の秘密は「一枚板にして砕く」製造工程

最後に、フルグラ人気を支えるあのザクザク食感の秘密に触れておきましょう。実はこの食感を生み出すのが、とても難しいのだそうです。

カルビーの研究開発本部・二戸奈央子さんによると、その心臓部となるのが、横に長ーいオーブン。フルグラは、まず薄くて大きな一枚板の状態で焼き上げられます。始まりから終わりまで、ずっと一枚につながったまま出てくるのだとか。

二戸奈央子

カルビー(株) 研究開発本部の二戸奈央子さん                                     (引用:「がっちりマンデー」より)

そして、ここからが超重要な工程。焼き上がった一枚板を、いつものフルグラのように一口サイズへ砕いていくのです。一枚板にしてから砕くことで、大・中・小さまざまな大きさの塊ができ、それが食べ応えのあるザクザク食感を生みます。

ただし、この「砕く工程」は門外不出。番組でも撮影はNGでした。砕く力が強すぎれば粉々になり、弱すぎれば大きな塊ばかりになってしまう。この絶妙な力加減の調整こそ、フルグラの美味しさを決める、とても難しい作業なのです。何気なく口にしているあの食感の裏に、これほどの技術が隠れていたとは驚きですね。

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まとめ

「がっちりマンデー!!」で紹介されたカルビーフルグラの売上10倍成長について、その仕組みを見てきました。ポイントを振り返ります。

  • フルグラはカルビー売上第2位の稼ぎ頭で、国内シリアル売上No.1ブランド
  • 長年約30億円規模だった売上が、健康志向・時短需要を背景に約10倍へ急成長
  • 立役者は、主食からサブへ発想を変えた**「ヨーグルト作戦」**
  • 手間なく栄養バランスを整えられる点が主婦層に刺さった
  • あのザクザク食感は「一枚板にして砕く」門外不出の製造工程から生まれる

同じ「朝ごはんビジネス」の回では、[ロイヤルホスト朝食ビュッフェが儲かるカラクリ(名古屋納屋橋店)]や、[恵時尊(エジソン)の巨大お土産モーニング]も紹介されました。朝ごはんビジネスの奥深さを、あわせてお楽しみください。

商品そのものを変えず、”食べ方の提案”だけで売上を10倍にしたフルグラ。その裏には、消費者の本音を捉えた戦略と、地道な技術の積み重ねがありました。明日の朝は、ヨーグルトにフルグラを一さじ、試してみてはいかがでしょうか。

※ 本記事は、2026年7月19日放送(TBS系)の人気番組「がっちりマンデー!!」を参照しています。
※ カルビー株式会社の公式サイトはこちら

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